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イスラエルの風
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B.F.P. Japan関西スタッフ 入路久美子

 「神はアブラハムに仰せられた。『あなたは、あなたの後のあなたの子孫とともに、代々にわたり、わたしの契約を守らなければならない。次のことが、わたしとあなたがたと、またあなたの後のあなたの子孫との間で、あなたがたが守るべきわたしの契約である。あなたがたの中のすべての男子は割礼を受けなさい。あなたがたは、あなたがたの包皮の肉を切り捨てなさい。それが、わたしとあなたがたの間の契約のしるしである。』」(創世17:9-11)

 最初、ユダヤ人であっても、主イエスを信じれば割礼はしないのだろうと、何の根拠もなく思い込んでいました。なぜ、割礼をこんなにも堅持するのか? その疑問に対する答えを、主は聖書の地・イスラエルで私に与えてくださいました。

割礼用のいろいろな器具とワインカップ→

 去る3月、スティーブンス・栄子師夫妻がご招待を受けた割礼式のパーティーという貴重な機会に遭遇し、エルサレムで研修中だった私は、疑問と期待、そして緊張感を胸に、一緒にその場に参加させていただきました。

 「先生! これは皆さんにとってうれしいことなんですよね!?(私)」「そりゃそうよ!」っと、栄子師の間髪入れない返事の後、私は震える手でカメラのシャッターを押し続けました。特別な合図も挨拶もなく、自然に割礼式は始まりました。“割礼師”は、まるで歯医者のように、巧みに器具を次々に持ち替え、周囲の人々に和やかな言葉をかけながら、確実に施術を進めていきました。ご両親にはみじんの不安もないらしく、ひたすら笑顔。

 “歯医者のように”と表現する者は、この大勢の参加者の中で、恐らく私だけだったでしょう。いや、きっと赤ちゃんもそう思っていたはず……ほんとに小さな、生まれて8日目の幼な子の様子は、“泣く”というよりも“ひきつっていた”と言った方が正しいでしょう。

←まさにその時!! 割礼の瞬間。

 

 しかし施術後、ぶどうジュースのようなものを湿らせたガーゼを口に含まされた幼子は、すぐさま泣きやみました。叔父である男性の腕にすっぽり抱かれ、自分には何も起こらなかったかのように、お乳だと思ってそのガーゼを一生懸命に吸っていました。

←割礼師さんに抱かれて。「終わった〜〜!! ボク、痛くなかったよ、ママ」

 
 
 
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