フードバンクでの仕事は朝8時30分より祈りの時間があり、9時から作業が始まります。
この祈りの時間は、スタッフが交代でリーダーを務め、素敵な時間なのですが、英語が十分に解らず残念でした。作業は、月曜日に腰を痛めかけたこともあり、その後は冷静に自分のペースを守って行いました。普段はデスクワークばかりで、運動不足と右脳の活性不足になっていたのですが、さまざまな国から集まるボランティアの個性的な英語を、下手なボディータッチを含めるコミュニケーション術と、一緒に体を動かす一体感で、何とか乗り切っていきました。ボランティアは、国籍、年齢を含め皆背景が違うのが当たり前で、仲間を思いやって声を掛け合い、励ましあうことが特に大切であると感じました。もう少し時間があれば、英語にも慣れ、多くの人と深い交わりができたような気がしています。
フードバンクの仕事は、月曜日から木曜日が夕方5時まで、金曜日は昼まで、土日は休みと、普段の仕事より格段に短く、内容も体と右脳を使った極めて健康的なものであったため、私の体調は、絶好調でした。仕事の帰り道は、気分よく賛美歌を歌いながら、イスラエルの美しい石造りの町並みを眺めて帰り、ゲストハウスでは、さわやかな疲労感を感じながら、ツアーで回ったイスラエル各地の復習とイスラエルに関する本を読みながら、大変有意義な時間を過ごしました。
帰り道に私はよくスーパーマーケットに立ち寄り、野菜と果物とジュースを買いました。乾燥した気候のもとで体を使ったこともあり、不思議なほどおいしい味がしました。休みの土曜日には旧市街や周りにある教会に出向いたり、アラブ人の商売話の相手をしたり(しつこいから断るように言われていた)、また日曜日はエルサレムの新市街を周り、YMCAで行われている教会のワーシップに参加したりと積極的に動き回りました。
イスラエルを肌に感じつつ、神さまの心に触れた私のボランティア期間はあっという間に終わってしまいました。最終日、スタッフの皆さんからの温かい言葉と祈りに送られフードバンクを出た私は、夕暮れのエルサレムをもっと感じたくて、バスには乗らず30分の道のりを歩いて帰りました。イスラエルの人々は、多くの国から神さまの約束を信じてこの国に帰り、命がけでこの国を造り上げようとしている。神さまもまた、聖書の約束を熱心に実行しておられる。そんなことを考えながら、この私がその場に触れることのできた喜びを感じていました。
「聖所に向かってあなたがたの手を上げ、主をほめたたえよ。天地を造られた主がシオンからあなたを祝福されるように。」(詩篇134:2-3)。この歌が私の中によみがえってきました。 |