B.F.P. Japanツアーデスク 妹尾 始子 2003年6月
4月4日、SARSの危険性が騒がれる中、総勢37名を乗せた飛行機は、一路台北へ向かいました。BFP(ブリッジス・フォー・ピース)台湾支部設立のためです。参加された方々は、北は北海道から南は沖縄まで、日本全国からお集まりくださり、あたかも日本全土から台湾への祈りが運ばれていくようでした。
空港での団結式は、B.F.P.Japan理事長のスティーブンス・栄子師の「人間の目には、小さなことのように感じられる今回の渡航ですが、神は『わたしはこの出来事を天国に記録した』と言ってくださるほどに、大きなことであることが示されました。SARSへの恐れも振り捨てて、台湾のためにとりなそうとされる皆様の愛を、神はきっと祝福してくださると確信しています!」というあいさつで始まりました。
「さあ行くぞ! エイ・エイ・オー!」と、声に出しては言いませんでしたが、そんな思いをもってスタートした旅でした。
両手を広げて……
アジア諸国を思うとき、真っ先に脳裏に浮かぶのが戦争の傷跡です。50年以上経過した今でも、アジアにおける日本人への嫌悪を感じざるを得ません。しかし台湾の人々の反応は、私たちが予測していたものとは全く違っていました。親日家の方が非常に多く、皆が両手を広げて歓迎してくださいました。チャプレンを務めてくださった三橋萬利先生ご夫妻の大親友、頼炳炯先生、そして張進吉先生に至っては、わざわざ飛行機で台南から駆け付け、大きな花束を抱えて空港まで出迎えに来てくださいました。
悲しい歴史を乗り越えて、私たちをこのように温かく受け入れてくださる台湾の方々に心解かされ、感謝があふれるとともに、ますますこの国のために祈る思いを熱くしました。
台湾への呼び掛け
ゴスペルシンガー・森祐理さんの透きとおる歌声で始まった『BFP台湾聖会』は、3カ所とも大きな祝福で満たされました。イスラエルのために祈ることについて、今ひとつピンとこない表情をしておられる方も多くいらっしゃいましたが、初めの一歩が踏み出されました! 畑に最初のクワが振り下ろされたのです! 開墾には、根気と忍耐が要ります。私たちは畑の中の石を取り除き、丁寧に土壌を作ることから取り組んでいきたいと思っています。何度も何度もたゆむことなくクワを入れ続け、種を撒き続けていきたいと思います。
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