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イスラエル滞在中、たまたまイスラエルの建国記念日(4月17日)を迎えることとなりました。その前日はメモリアルデーで特にユダヤ人達にとっては、近親のだれかを戦争で亡くしたりしている人も少なくなく、その人々の冥福を祈るとてもしんみりした一日でした。午前11時には皆、外に出て、車に乗っている人達も車を止め、外に出て、一分間の黙祷を捧げました。今も戦争の傷痕が身近であることを思わされました。しかし次の建国記念日は打って変わって、建国を心から祝う人々が町に繰り出し、大変なパーティとなるのです。街角の真ん中で喜びいっぱいにフォークダンスを踊る人々もいて、私も一緒に踊りに加わり、心からの喜びに満たされたのは貴重な体験でした。

 しかし、メモリアルデーに受け取った或る記事によると、私たち観光客には一見そのような緊張感は見逃しがちなのですが、(ともすればとても平和な町のようにも見えます。)今も尚続く、テロの恐怖と戦争の不安で、自分たちの国を得た今でも彼らの心には常に安息というものがないという現実を知らされました。そして改めて、「エルサレムの平和のために祈りなさい。」と主が言われた意味がわかったような気がし、彼らの国のみならず、彼らの心の中に真の平安が来るように祈らなければならないことを知らされました。

 今回一週間という短い期間でしたが、ブリッジス・フォー・ピースで奉仕させて頂く機会が与えられたことは感謝でした。このような短期で興味半分のようなボランティアの私をスタッフの人達は皆、快く迎えてくださり貴重な体験をすることができました

 私は、長期で奉仕されているボランティアの石田陽子さんのお仕事である里親プログラムの翻訳のお手伝いを主にさせて頂きました。そして毎月ロシアなどから来る帰還者の多さにびっくりし、また同時にその方達をサポートされている沢山の日本の人々がおられることを知りました

 そして僅かな奉仕を通してさえ、帰還するユダヤ人の人達の大変さを垣間見ることができたと同時に、このようにユダヤ人を愛しておられる多くの日本人の方々がおられることに励まされました

 そして奉仕の期間も終わろうとする時、ユダヤ人のお家に食料を配達するのについて行きたいかと言われました。実際にユダヤ人と接するそのような体験は無理かもしれないとあきらめかけていた私は大喜びで行かせて頂きました。あるお家では年取ったお婆さんが小さな2人の乳飲み子と貧しいアパート暮らしをしていました。彼女は私たちが行くとコーヒーを飲むか何を飲むかととても歓迎してくれました。そして配達人であるデニスという人に色々と心にあるうっぷんをぶちまけているようでした。ときには激しい怒りを含んで。でもデニスにはまるで家族か親しい友人でもあるかのように世話をやき、何か手作りの料理を持たせてくれ、今度はいつ来るのと尋ねていました。彼が来るのを本当に待ちかねているようでした。後でデニスに聞くと、彼女は結婚したこともなく、自分の子供も産んだことがないのに、彼女の妹の孫2人の面倒を押しつけられ、そのままのなっているというのです。そのためそんな状況に置かれた彼女には怒りやうっぷんがたまっており、デニスはそんな彼女の聞き役になっているようです。

 

 
 
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