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 世界には、降水が豊富過ぎて、時として洪水が起こり甚大な被害をもたらすため、むしろ太陽の光の方を祝福と考え、雨に対して否定的な国もあります。

 しかし、イスラエルでは決して「うんざりさせられる」ような雨は降りません。大量の雨が降ることもありますが、それはいつも必要なものなのです。神の祝福と同じです。もし雨が、「神からの明確な祝福」であるなら、夜露は、静かに到来する、神からのこの上ない祝福なのです。

 ブドウは、夜にひっそりと落ちてくる露によって生き延びることができる、イスラエルでも数少ない作物の一つです。農夫たちは、早春、ブドウ畑を耕すために一生懸命に働き、農地を離れます。生長期間である長い夏の間、農夫はブドウ園を放置しておきます。最初は酸っぱかったブドウの実が、この時期、露の恵みを受けて熟し、甘くみずみずしいものとなるのです。

 これを皆様自身に当てはめてみましょう。神が私たちに対して沈黙しておられるように感じ、神が答えてくださるのを待っている間、私たちはどうすることができるのでしょうか。私たちはこの、ひそやかな祝福である露のように、私たちの人生の中で目に見えない形で進行し、私たちの成長を助け、成熟させ、豊かなものにしている、神の隠された祝福を感じることができるでしょうか。

 クリスチャンとして歩み始めたころの豊かな雨の時期を懐かしみ、現在の乾季の中で霊的に疲弊している人はいないでしょうか。または、信仰によって成長し、目に見えない、しかし大きな命を与える、露の祝福を待ち望んでいるでしょうか。沈黙の期間が長引くと、神のご臨在を感じることが大変になりますが、実はこの時を通して、神は私たちに、“信仰をもち続け、主に信頼しなさい”というレッスンを与えておられるのです。

 来月の後編では、「ブドウを甘くする三つの方法」の第一番目「農夫の不在」について、ギデオンを例にとり、深く学びます。そして第二、第三の方法についても学びます。どうぞお楽しみに!!

エルサレムよりシャローム

 
 
 
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