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夫が妻を祝福するためによく用いるのが、箴言31章10節から31節のみことばです。これは妻が特別な存在であることを表すとともに、子どもたちにも、母親は尊敬するべき存在であることを示すものとなります。
◆ぶどう酒とパンの祝福の祈り
←安息日の祈りを捧げる一家
それから主人は、神が安息日をきよめてくださるようにと、“キドゥーシュの祈り”をぶどう酒の聖別のために捧げます。
“キドゥーシュ”という言葉は“カドゥーシャ”“コデシュ”と同じ語根から来ており、“聖とする”“物質を霊的な基準へと引き上げる”ことを意味しています。
それからパンを食べるための祈りが捧げられます。「ハラー」と呼ばれる、一般的には女性の三つ編みの形をした、甘い卵入りのパン2個を前にして祈ります。2個のパンが用いられるのは、荒野を旅するイスラエルの民が、金曜日には普段の2倍のマナを集め、安息日にも引き続き食べたことを思い起こすためです(出エジプト16:22-30)。
パンとぶどう酒は、聖書では象徴的なものとして用いられていますが、神が必要を備えてくださるしるし、また和解や、新しい人間関係の成立、維持のための“契約の食事のしるし”としても用いられます。神との和解を象徴する“聖さん式”の起源も、ここにあります。
ユダヤ人にとって、食事の祝福の祈りは、食べ物を祝福してくださいという祈りではなく、食べ物を備えてくださった神への感謝として捧げられます。
◆食事
家族はそれから食事を始めます。一般的に安息日に料理をすることは禁止されています。ですから、シチュー類か、長時間かけて料理された食べ物、あるいは温められた物を食べることになります。安息日のために料理された食べ物は、専用の器具で温め直すことができます。
食事の後、「ビルカット・ハ・マゾン(食事後の感謝)」が捧げられます。この祈りは毎日捧げられますが、安息日には家族全員で、喜びを込めて、メロディーをつけてゆっくりととなえます。これが全部終わるころには、すでに9時、あるいはそれよりも遅くなっています。それから1、2時間、おしゃべりをしたり、聖書を学んだりしてだんらんを楽しんでから就寝します。
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