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BFP編集部 2004年7月

 先月の前編では、安息日の意味について、みことばとヘブライ語の原語から学習しました。今月は、実際に現代のユダヤ人が安息日をどう守っているのかを学び、かつ現代の私たちに、安息日がどのように適応されるかについて考えたいと思います。

◆典型的な安息日
準備
 安息日はユダヤ人にとって、創世記1章にある創造を基準として、日没から始まります。「こうして夕があり、朝があった。第一日。」――彼らはこの箇所から、聖書は一日が夕方、すなわち日没から始まると結論付けています。

 ですから、金曜日の午後2時か3時ごろになると、保守的なユダヤ人は仕事を切り上げて、安息日の準備に取り掛かります。家はきちんと掃除され、家族は全員入浴し、着替えを済ませます。最上の皿と食器類が並べられ、祭り用のごちそうが用意されます。

 安息日に“してはならない”とされるすべてのことを、前もって準備しなければなりません。電灯や電気器具は前もってスイッチが押されます。タイマーの設備がある家では、時間設定を行います。冷蔵庫の中の豆ランプも、開けたときに電気がつかないよう、取り外しておくか、またはランプを緩めておきます。また、安息日に取るすべての食事が、前もって用意されます。

tl67-01 一家の主婦によって安息日のろうそくに火がともされ、遅くても日没の18分前(18はヘブライ語でハイ=“命”を表す)までに祝福の祈りが捧げられることで、安息日が始まります。ろうそくは2本ともされますが、この2本は前編の後半で紹介した“ザホール(覚えること)”と“シャモール(守ること)”という、神の二つの戒めを表しています。男性は必ず、約45分間の短い夕拝に参加します。家族全員で、この夕拝に出席する人もいます。

◆家族への祝福
 礼拝の後、家族はお祝いのごちそうをゆっくりと食べるために帰宅します。食べ始める前に、父親が子どもと母親のために祝福を祈ります。

 息子たちのためには、創世紀48章20節でエフライムとマナセに与えられたヤコブの祈りが唱えられます。「そして彼(ヤコブ)はその日、彼らを祝福して言った。『あなたがたによって、イスラエルは祝福の言葉を述べる。「神があなたをエフライムやマナセのようになさるように。」』」 心を合わせて、家族の将来のために協力し合った二人の少年たちの姿勢が、このように、何千年にもわたって、ユダヤ人の子どもたちを育てる基準となっているのです。

 娘たちは次のような祝福を受けます。「あなたを神がサラやリベカ、ラケルやレアのようにしてくださるように。」 これらの女性たちは皆、感受性が強く、洞察力に優れ、犠牲的精神に富んでおり、全能者である神と特別なつながりが与えられ、神から受けた賜物を他の人々のために、そしてユダヤ人のために用いました。その場にいない子どもたちのためにも、祝福の祈りが捧げられます。これは、愛と深いかかわりをもつ時間であることが分かります。

 
 
 
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