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 神は私たちに1週間に1日の「憩い」を与えてくださり、神を喜び、家族と楽しむ恵みをくださいました。何とすばらしいことでしょうか。しかしこの恵みは、私たちが受け取らなければ、意味がありません。神の摂理によって、もしこの休日を忠実に守るなら、神は私たちが栄えることを確約してくださいます(イザヤ58:13-14)。

 おそらく、1週間に七日間働く人よりも、栄えさせてくださることでしょう。それはちょうど、シュミッタ(土地を耕さない7年目)に収穫がなくても、十分食べることができるようにしてくださったのと同じです。安息日は神からの贈り物です。悲しいかな私たちの多くは、毎週与えられるこの贈り物を活用していません。

 事実、どのような心配事も、安息日に持ち込むことは許されていません。私たちは六日間を、種々の問題に取り組むために使うことができます。しかし安息日には、悩みから解放されなければいけないのです。ちょうどイスラエルの民がエジプトの奴隷状態から解放されたように。
 安息日はエジプト脱出を覚える時であり、奴隷からの解放を思い起こし、神ご自身を楽しみ、私たちに与えてくださった命を楽しむ自由を味わう時なのです。

■シャモール(守ること)
 安息日における2番目の命令は“守る”ことです。ユダヤ教は4千年もの歴史をもっているので、神のみことばを喜び、実行するための方策が無数にあります。

 安息日には「しなければならない」ことと同時に「してはならない」ことがあります。

 安息日に仕事をするなと命じられるとき、私たちは単に肉体的な労働や過酷な勤めをしないことであると理解しがちです。このような定義なら、電気をつけることは許されるはずです。なぜなら、その動作は、あまり大きな力を必要としないからです。

 「仕事を禁止する」という原則から言うなら、ラビたちが安息日の礼拝を導くことは、彼らが従事している仕事をすることですから、本来許されないはずです。しかし、ユダヤの法律では、前者は禁止され、後者は許されているのです。ですから、非ユダヤ人にとって、ユダヤの律法を理解することは困難です。

 問題は、ユダヤ人の律法にあるのではなく、仕事に対する定義にあるのです。トーラーは21世紀の今日において意味付けられる“仕事”を、禁止しているのではありません。安息日にしてはならない仕事を“メラカー”と言います。安息日の禁止事項を理解するために、まずメラカーという言葉の意味を理解しましょう。

 メラカーとは一般的に、創造的な働きや、支配権を働かせたり、統治したりすることを意味します。メラカーの典型は、宇宙の創造でしょう。天地を創造される働きを、神は第七日目に休まれました。神の御業は、肉体的な労働を必要としたものではなかったことに注目してください。神はただ、ことばを語られました。それだけですべてのものを造られたのです。ですから、メラカーはむしろ、「創造的な業」と訳されたほうが良いでしょう。

 
 
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