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 7世紀の誕生以来、イスラムはユダヤ人と教会を攻撃してきました。中東、そしてイスラエルに住むユダヤ人は、125年もの間その猛威にさらされています。過去10年間、何百万人ものクリスチャンが、イスラムの手によって殺されました。そのことに対し、世界は沈黙したままです。スーダン、インドネシア、ナイジェリア、レバノン、パレスチナ自治区、イラク、アフガニスタン、パキスタン、イラク、エジプト、ニューヨーク、バリ、そしてモスクワ……で、次々と命が奪われているのです。

 アメリカは2001年9月にその嵐に巻き込まれました。3千人を超える死亡者を出したこの大惨事に、人々は衝撃を覚えました。私もアメリカ人の一人として、祖国の痛みを共有しました。オーストラリア人と日本人は、バリ島での惨事に衝撃を受けました。ロシア人は、モスクワでの出来事に心を痛めました。南アフリカ人は、ケープタウンのレストランで起きた事件に、喪失感を覚えました。しかし、イスラエルの抱える痛みについては、誰も無関心のように思えます。この土地では、テロの脅威にさらされない日はありません。ここではカレンダーが、毎日9月11日なのです。2000年以降、イスラエルの端から端まで、テロの標的となっています。
 
◆テロの現実
 インティファーダ以来、726人のイスラエル人が亡くなり、5,050人が何らかの後遺症を負うか、あるいは負傷しました。テロ攻撃の総数は、実に2万件近くに及びます。これがイスラエルの全人口(600万強)にどれほどの衝撃となっているのか、より深く理解するために、これを皆様の国の人口に換算して比較してみましょう。

 日本の人口に換算すると、1万5,246人が死亡、10万6,050人が後遺症を負った、もしくは負傷したことになります。

 2002年6月、私が住むギロで、70人が乗ったバスが爆破されました。このバスには、たくさんの高校生が乗っていました。20名が死亡、残る人々も重傷を負いました。この自爆を行ったテロリストは、始業ベルが鳴る少し前、高校の一つ手前の停留所でバスに乗り込み、登校のためにたくさんの高校生でいっぱいになった時を狙いました。できるだけ多くの若者を殺すつもりだったのです。私の娘たちは2人ともその日自宅にいたので、命を救われました。しかし、いとしい人々を失った犠牲者の家族の心中は、いかばかりでしょう。イスラエルには、すべてのバス停に、自爆テロで亡くなった死亡者を知らせる紙が張られています。

 
 
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