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 エルサレムにおいて、1年で最もエキサイティングな、出来事の一つに、コウノトリの大群の横断があります。何千羽ものコウノトリたちが、気流に乗って旋回する様子を、自宅のベランダから何時問も眺めていられるのです。とても大きな鳥たちで、その眺めは圧巻としか言いようがありません。イスラエルにある、アラバーとヨルダン渓谷を含む「大地溝帯」は、鳥たちの格好の目印であり、実際に毎年、何百万もの異なる鳥たちが入れ替わり立ち代わりイスラエルヘ飛来し、しばらくの時を過ごします。この地は真に愛鳥家たちの楽園です。

◆67. 動物の宝庫だったイスラエル
 イスラエルが、大陸間をつなぐちょうつがいのような場所であることを考えれば、過去に生息し、また現在でも見られる動物の多様性にもうなずけます。

 過去には、アフリカ・ライオン、カバ、イボイノシシ、サイ、オオカモシカ、ワニ、チーター、シリアグマなどが生息していました。

 エリシャをからかったことで、呪われた子どもたちの話を思い出してください。「彼は振り向いて、彼らをにらみ、主の名によって彼らをのろった。すると、森の中から2頭の雌熊が出て来て、彼らのうち、42人の子どもをかき裂いた。」(第2列王2:24)

 また羊飼いだった少年ダビデが、羊を熊やライオンから守ったことが書かれています。彼はこれを根拠に、サウル王に、自分には巨人ゴリヤテを倒す自信があると言いました。「このしもべは、獅子でも、熊でも打ち殺しました。あの割礼を受けいないペリシテ人も、これらの獣の1匹のようになるでしょう。生ける神の陣をなぶったのですから。」(第1サムエル17:36)

 イスラエル原産のワニは、ドイツ兵の手で1917年に射殺されたのを最後に絶滅しました。今日、アリゲーター(ワニの一種)が、イスラエルに再移入されています。ゴラン高原南端、ガリラヤ湖に近いハマット・ガデルの温泉では、ワニの繁殖を行っていて、皮や肉を取るためのワニ牧場も栄えています。

←荒野に住むアイベックス。

◆68. 野生動物からの教訓
 今日のイスラエルでも、まだまだたくさんの野生動物を見ることができます。ヒョウ、オオヤマネコ、ヤマネコ、アイベックス、ガゼル(日本でいうカモシカ)、野ヤギ、ハイエナ、ジャッカル、オオカミ、キツネ、イノシシ、アナグマ、ヤマアラシ、ジャコウネコなどが生息しています。イスラエルは、シベリアオオカミの生息域の最南端にも入り、この地の多様さ、ユニークさを示しています。

 聖書では、神と私たちの関係を表現するのに、イスラエルで見られる動物の性格描写が用いられています。次がその一例です。「鹿が谷川の流れを慕いあえぐように、神よ。私のたましいはあなたを慕いあえぎます。私のたましいは、神を、生ける神を求めて渇いています。いつ、私は行って、神の御前に出ましょうか。」(詩編42:1-2)

 
 
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