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では、それ以前はどうだったのでしょう。1967年の後、イスラエルは、ヨルダン西岸にパレスチナ警察を設けました。多くのユダヤ人がパレスチナ人の店で買い物をしました。また多くのユダヤ人がパレスチナ人を雇いました。現在でも聞かれる言葉ですが、「ヨルダン国が治めていたとき(六日戦争以前は隣国・ヨルダンがヨルダン西岸を併合していた)よりも、イスラエルが治めるようになってからのほうが、生活はずっと良くなった。インティファーダの始まる前はとてもよかった」と、パレスチナ人自身が語っているのです。そして、彼らも和平の実現を待ち望んでいます。
しかし、争いは激化する一方です。イスラエル人も、パレスチナ人も、もうこれ以上我慢できないというところまで追い詰められています。パレスチナの人民は、パレスチナ自治政府とイスラエル政府との紛争で、仕事もなく生活の糧を断たれた状況にあります。ユダヤ人も観光産業が大きな打撃を受けて、失業者がますます増えています。
これはもう、「どちらが正しい、正しくない」の問題ではありません。平和の実現を許さず、「イスラエルを地中海に追い出すまでは戦い続ける!」と決めている、少数派のグループによって、罪のない人々が苦しめられているのです。
◆平和の到来
ここまでくると、「平和はこない」という答えになってしまいます。そして、「なぜ、こんなことになってしまったのか?」という質問が湧いてきます。これらの答えは、全部聖書に書かれているのです。
「彼らは言っています。『さあ、彼らの国を消し去って、イスラエルの名がもはや覚えられないようにしよう。』彼らは心を一つにして悪だくみをし、あなたに逆らって、契約を結んでいます。それは、エドムの天幕の者たちとイシュマエル人、モアブとハガル人、ゲバルとアモン、それにアマレク、ツロの住民といっしょにペリシテもです。アッシリヤもまた、彼らにくみし、彼らはロトの子らの腕となりました。」(詩篇83:4-8)
これらの国々を現在の国名に変換してみましょう。
- エドム・モアブ・アモン→ヨルダン
- イシュマエル→サウジアラビア
- ハガル→エジプト
- ゲバル→イラク
- ペリシテ→パレスチナ
- アッシリヤ→シリア、イラン、
その他ほとんどの中東諸国
現在のイスラエルは、この詩篇のとおりになっています。そして、世界中がアラブ側に立ち、イスラエルを襲ってくることが預言されています。そして、その戦いが頂点に達するとき、イスラエルがメシアに助けを求め、再臨が起こると書かれています。そしてメシアであられるイエス・キリストによって、真の平和が訪れるのです(ゼカリヤ12-14章)。
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