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 1991年のプリム祭にも、湾岸戦争の終結という出来事をとおして、主は御業を現してくださいました。サダム・フセインは負け、イスラエルに降っていたミサイルの雨が止んだのです。あの日、私はエルサレムのベン・イェフダ通りにあるカフェにいました。何千人ものイスラエル人がプリム祭を祝っていました。ガスマスクは外され、閉ざされていた部屋は開かれました。主が再び守ってくださったことに、人々は感謝を捧げたのです。

←プリムの際に行われたチャリティー仮装舞踏会(エッチング画)

◆キリストによって一つにされる
 1700年間、キリスト教会によってユダヤ人迫害が行われてきた−これは動かすことのできない歴史の事実です。ローマ書9章から11章には、異邦人がユダヤ人にどう接するべきなのか、パウロの教えが書かれています。教会とイスラエル、そしてユダヤ人との関係についてパウロはこう言っています。「選びによれば、先祖たちのゆえに、愛されている者なのです。」(ローマ11:28)

 「あなたがたの受けたあわれみによって、今や、彼ら自身もあわれみを受けるためなのです。」(ローマ11・31) 残念ながら、パウロのこの教えは真の意味で理解されず、キリスト教会による反ユダヤ主義は長い間続きました。現在もユダヤ人は反ユダヤ主義に悩まされています。

 しかし、聖霊の働きにより、最近になって聖書から主の御心や教会とユダヤ人の霊的な関係が理解され、私たちクリスチャンを1つにし始めています。「あなたがたは、以前は肉において異邦人でした。すなわち、肉において人の手による、いわゆる割礼を持つ人々からは、無割礼の人々と呼ばれる者であって、そのころのあなたがたは、キリストから離れ、イスラエルの国から除外され、約束の契約については他国人であり、この世にあって望みもなく、神もない人たちでした。しかし、以前は遠く離れていたあなたがたも、今ではキリスト・イエスの中にあることにより、キリストの血によって近い者とされたのです。キリストこそ私たちの平和であり、2つのものを1つにし、隔ての壁を打ちこわし……。」(エペソ2:11-14)

 私たちは、キリストの血によってアブラハムの家族となり、契約、約束、希望、そして神の国の市民権が与えられました。ユダヤ人をとおして、聖書に、主イエスに出会うことができたのです。ですから、霊的な兄弟であるユダヤ人が反ユダヤ主義にさらされているときには、助けの手を差し伸べるべきではないでしょうか。

■レッスンその3  −私たちのすべては主のもの−

◆神の選び
 レッスン3では、「命懸けで神に仕えられるか」という課題について学んでまいります。モルデカイはエステルに、命を懸けて、ユダヤ人を助けるように言いました。

 「あなたはすべてのユダヤ人から離れて王宮にいるから助かるだろうと考えてはならない。もし、あなたがこのような時に沈黙を守るなら、別の所から、助けと救いがユダヤ人のために起ころう。しかしあなたも、あなたの父の家も滅びよう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない。」(エステル4:13-14)

 
 
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