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 ある子どもたちは、悪い親によって非常に恐ろしい体験をしています。肉体的・感情的・あるいは精神的に傷つけられています。虐待したり、アルコール依存症だったり、放任だったり、過干渉だったり、または人生において、罪をほめそやすような親を、どうして敬うことができるでしょうか。

 聖書は、親が尊敬される値打ちがあるかどうかの評価はしていません。しかし、天から与えられた親としての役割を正しく果たさないなら、その親は神の御前で申し開きをすることになります。ですから、親を判断するのは私たちの役割ではないことを知りましょう。神が与えられた親を尊敬することが、私たちに課せられた命令です。そして、子どもとして両親を敬い、責任をどう維持するかにより、神に裁かれるのです。

 皆さまの中には、神を知らない、別の宗教に入信している親を持っている人かいるかもしれません。しかしそれでも、両親を尊敬するという聖書の義務から免れるわけではありません。 子どもとして、両親との破綻した関係を修復するのに、遅すぎることはありません。私たちはクリスチャンとして、そのための努力をする必要があります。恐らく、あなたの努力が「磁石」となって、「方向の定まらない」親を、神に引き寄せることができるかもしれません。

◆先祖のためにイスラエルを敬う
 ユダヤ人とイスラエルに関して教会が持つべき見解に関して、聖書は極めて明確です。パウロは、ローマ書11章で、オリーブの木をとおして、「栽培種のオリーブ」と「野生のオリーブ」について語っています。「ユダヤ人=栽培種の枝」は、「先祖たちのゆえに愛されている者であり、神の賜物と召命とは変わることがない」ことを、覚えなければならないと言っています。「異邦人=野生のオリーブの枝」であるクリスチャンは、イスラエルとユダヤ人に憐れみを示す必要があるとパウロは締めくくっています。「あなたがたの受けたあわれみによって、今や、彼ら自身もあわれみを受けるためなのです。」(ローマ11:31)

 異邦人に、パウロは次のように強調しました。「彼らは確かに喜んでそれをしたのですが、同時にまた、その人々に対してはその義務があるのです。異邦人は霊的なことでは、その人々からもらいものをしたのですから、物質的な物をもって彼らに奉仕すべきです。」(ローマ15:27)

 イスラエルとユダヤ人の救いに対して、「教会には責任がある」とパウロが教えているのは明らかです。彼らは契約の民として、地上の両親がするように、神のことばを異邦人に与え、神の道と教えを示し、そして救いの希望を与えてくれました。旧・新約の両聖書は、そのほとんどがユダヤ人著者によって書かれ、また初期の使徒や初代教会は、ほとんどがユダヤ人によって構成されていました。

 神の教えと救いの道をもたらすために、神が選ばれた人々を、私たちは尊敬してきたでしょうか。大部分において、答えは「ノー」です。かつての非道で残虐な反ユダヤ主義の悲しい歴史には、「契約の民を愛し尊敬せよ」という聖書の教えを否定する、あらゆる出来事が含まれていました。

 
 
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