BFP編集部 2001年10月
イエスの弟子たちとは、どんな人々だったのでしょうか?
先月号より、弟子たちの7つの特徴について勉強しています。
イエスの弟子たちは、私たちと同じように失敗したり、性格の不一致で衝突したり、口げんかをしたり、時には頑固になり、人を疑うなど、多くの欠点を持っていました。その上、イエスのみことばさえ、間違って理解することがありました。彼らもまた、先入観に基づいて物事を判断するという人間の弱さを持ったまま、弟子となったからです。
私たちの価値観は、親や環境によって形成されます。ガリラヤ出身の弟子たちは、視野が狭く、見聞きしたことを自分たちの好みの色に染めてから、理解し行動しました。ですから、イエスは常に、もっと深い洞察ができるように彼らを教えなければなりませんでした。彼らの弱点を直し、主に仕える、成長した強い弟子に育てようとされたのです。
弟子たちと同じように、主が私たちを教えて変えてくださることは、大きな励ましです。それでは、先月に引き続き、12弟子たちの育った背景について学んでいきましょう。
■弟子たちの七つの特徴(4〜5)
弟子たちのことをより良く理解するために、エルサレム聖地研究所の創立者であり、BFPの理事の一人でもあるジム・フレミング博士の資料を元に学んでまいりましょう。
さて、今、ベツサイダという小さな町へやって来たと想像してください。この町は、12弟子の中の、5人の弟子たちの出生地でした。シモン・ペテロとその兄弟アンデレ、ゼベダイの子ヤコブとヨハネ、そしてピリポです。ですから、この町は弟子たちのことを知る上で、最適な場所と言うことができるでしょう。
ベツサイダはガリラヤ湖の北岸にあります。言い換えればカペナウムの東にあり、ゴラン高原から流れてくるヨルダン川がガリラヤ湖に注ぐ土地です。城壁のない小さな町で、約200家族が暮らしていましたが、この町出身の弟子たちと同じように、皆、信心深いユダヤ人漁師でした。
◆4.呑み込みの遅い弟子たち
弟子たちは呑み込みが遅かったので、イエスは同じ言葉を繰り返し、実例を使って何度も教えなければなりませんでした。このことは、新約聖書のいくつかの箇所にも記されています。
例えば、ヨハネ2章19節−「イエスは彼らに答えて言われた。『この神殿をこわしてみなさい。わたしは、三日でそれを建てよう。』」弟子たちは、神殿について、その建物のことを言われたのだと思いましたが、イエスはご自分のからだの神殿のことを言われたのです。続く22節でそのことが明らかにされています。弟子たちは、イエスが死人の中からよみがえられる時まで、本当の意味を理解することができませんでした。
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