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 イエスはまた、永遠に私たちと共にあると約束されています。「わたしを遣わした方は、わたしに与えてくださったすべての者を、わたしがひとりも失うことなく、ひとりひとりを終わりの日によみがえらせることです。」(ヨハネ6:39)。主イエスは私たちといつも共にいるように、聖霊を送ってくださいました(ヨハネ14:16)。人々のうちにおられる命のパン、神殿に飾ってある、神のご臨在を表すパンのように、主の霊も私たちの間に永遠におられます。聖書の中で、神は9回「私はあなたと共にいる」とおっしゃっていきます。主は私たちとの交わりを、強く望んでおられるのです。

 イエスはベツレヘムでお生まれになりました。興味深いことに、ヘブル語で、ベツレヘムは「パンの家」という意味です。イエスは、パンの家でお生まれになったのです。

◆和解の食事の契約
 もう皆さんにとって、命のパンであるイエスと、神と人との契約を取り持つ和解のパンを結びつけるのはたやすいことでしよう。

 最後の晩餐の時、過越しの祭りのパン(マッツァ:種なしパン)が食べられました。過ぎ越しの祭りはユダヤ人の3大祭りの一つで、春の祭りに当たり、祖先がエジプトから助け出されたことを記念して守られています。過ぎ越しの祭りは厳格な順序に従って行われます。まず、パン種(酵母)を取り去ることから始めます。発酵は罪の象徴だと考えられていました。なぜなら、それは心の中のプライドや虚栄心のように膨らむからです。(第1コリント5:6)

 食事で食べるマッツァから取り分けられた、「苦しみのパン」とよばれる3枚重ねのマッツァで、先祖の苦難を忍びます。それには次のような意味があります。

  1. 上の1枚:天の父。
  2. 中の一枚:仲介者である祭司。
  3. 下の一枚:地上の人間。

 食事の始まりにマッツァが祝福され、真ん中の一枚が取りだされます。これをさらに祝福して砕き、白い布に包んで食後までどこかに隠しておきます。これはアフィコーメン(Afikomen)とよばれ、ギリシャ語で「贖われたもの」という意味です。子どもたちがそれを探し出し、年長者がプレゼントや小銭の代価をもってメ贖う"のです。

 クリスチャンにとってこのアフィコーメンは、主イエスにピッタリ当てはまるではありませんか。マッツァはメシヤとその罪の無い無発酵の命を表します。全く彼の中には「膨れ上がる」ひとかけらのイースト菌もありませんでした。マッツァは真っ平らで、傷のような線を入れます。また、焼けているか試すために突き刺したあとがあります。イエスはむち打たれ、傷つけられ、また釘で穴をあけられました。聖書にこうあります。「しかし、彼は、私たちのそむきの罪のために刺し通され、私たちの答のために砕かれた。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、彼の打ち傷によって、私たちはいやされた。」(イザヤ53:5)

 三枚重ねのマッツァの中央は、仲介者である祭司を表していますが、その象徴としてのアフィコーメンが砕かれ、白い布にくるまれ、食事が終わるまで隠されるということは、とりなしの祭司である主イエスが、死後布にくるまれ、三日間墓の中に隠されていたことを思い出させます。

 
 
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