ヤコブの息子ヨセフは奴隷として売られ、紆余曲折の末にエジプトの首相となりました。ヤコブとその家族はその地を襲った大飢饉のとき、エジプトにいたヨセフのもとに避難して身を寄せました。その後、彼らはエジプトに留まり、ついに「ヨセフを知らないパロ王」のもとで奴隷となりました。
◆事実2
ヨセフがエジプトへ来て400年後、イスラエルの子らをエジプトの地から連れ出すために、一人の救い手が起こされました。モーセです。彼らをまっすぐ約束の地へ導くことが神のご意志でしたが、「恐るべき体格を持った人々が、完全に町々を防備している」という報告を12人の偵察隊が持ち帰ると、民は荒野に留まることを選択しました。ヨシュアとカレブが豊かな産物の一部−葡萄、いちじく、柘榴などを示しましたが、人々は恐れおののいて、その地へ入らないことを選択しました。神は彼らの自由意志を尊重し、次の世代が約束の地へ入ることがよう、彼らを40年間荒野で保たれました。
出エジプトを果たした一世代の民は、すぐさま約束の地へ入らず、神への不信仰を示しましたが、神は彼らと共におられました。雨露をしのぐ避難所を与え、食糧(マナと鶉)を与え、決して履きつぶれることのない履物を与え、そして昼は雲の柱、夜は火の柱となってご臨在を示し続けられました。民がどんなに不従順であっても、神は彼らを愛しておられたのです。神は次の世代が召しを全うできるように、彼らを守られました。
◆事実3
神がヨシュアとイスラエル人たちを約束の地へお連れになった後も、その地を征服するのには何百年もの年月がかかりました。これについて、神はあらかじめこのように語っておられます。
「あなたの神、主は、これらの国々を徐々にあなたの前から追い払われる。あなたは彼らをすぐに絶ち滅ぼすことはできない。野の獣が増してあなたを襲うことがないためである。
あなたの神、主が、彼らをあなたに渡し、彼らを大いにかき乱し、ついに、彼らを根絶やしにされる。
また彼らの王たちをあなたの手に渡される。あなたは彼らの名を天の下から消し去ろう。だれひとりとして、あなたの前に立ちはだかる者はなく、ついに、あなたは彼らを根絶やしにする。
あなたがたは彼らの神々の彫像を火で焼かなければならない。」(申命記7:22-25)
12部族がそれぞれ相続した地の境界線は、かなりの詳細に聖書に描かれています。現在のイスラエル地図でも、それらの地境を正確にたどることができます。ルベンとガド、マナセの半分はヨルダン川の東側に住みました(民数記32-33)他の9部族とマナセの残り半分は、ヨシュア記15章から19章に記されているように、ヨルダン川の西側に住みました。
◆事実4
紀元前1050年頃、サウルがイスラエルの初代国王となりました。その後ダビデとソロモンの時代になって、やっとイスラエルは強固な国家となりました。ダビデの治世(BC
1010〜970)およびソロモンの治世(BC 970〜930)に、イスラエルは帝国となりました。ソロモン大帝国は、シナイ砂漠からユーフラテス川までの広大な地域に及びました。しかしそれでも、神がイスラエルに約束された地の総計には至りませんでした。預言によれば、これはやがて来る日に実現するでしょう。
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