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Key For The Bible
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 今日においてもエルサレムは、さまざまな時代からなる歴史的建造物が織り成す単なる美しい町であるだけでなく、いろいろな人種や背景を持つ人々が住み、またさまざまな国々から訪れた人々によって色とりどりの人間模様が日々織られる町でもあります。世界の隅々から集まった、それぞれ独特の民族衣装をまとったキリスト教巡礼たち…黒い上着と半ズボンに毛皮の帽子をかぶり、もみ上げをカールさせた超正統派ハシディームのユダヤ教徒たち…そしてラクダに乗って買い出しにやって来る砂漠に住むベドウィンなど、この町ではさまざまな人々に出会うことができます。

 聖書の時代、神様はご自分の民イスラエルに対して、ある特別なことをお命じになりました。それはペサハ(過越の祭)・シャブオット(ペンテコステ)・スコット(仮庵祭)の、年3回の聖書的祝祭を祝うために『エルサレムへ上りなさい』という命令です。この命令は、エルサレムの住民の生活に対して、文化的・社会的そして政治的に非常に影響を与えました。国中のユダヤ人たちが、トーラーを学ぶため、また喜ぶために犠牲を捧げてエルサレムへ押し寄せてくるのです。イエスの時代、祭の期間におけるエルサレムの人口は、平常時のおよそ6倍にあたる25万人にまで膨れ上がったのです。

 歴史の中で神が自分たち(そして私たち)のためにしてくださった御業の数々を、人々はこれらの祭をとおして思い起こしました。ユダヤ人たちがこれらの祭を祝う目的は今日も変わりません。そして今ではユダヤ人もクリスチャンも、この祝祭の時期にシオンの主を礼拝するために毎年、エルサレムへやって来ます。

 再臨の主イエスが戻ってこられるときには、すべての国々の民がエルサレムへ上ってきて、仮庵の祭を主とともに祝うことでしょう。

 「エルサレムに攻めて来たすべての民のうち、生き残った者はみな、毎年、万軍の主である王を礼拝し、仮庵の祭りを祝うために上って来る。」(ゼカリヤ14:16)

◆第4の鍵
  神が宿る町

 エルサレムには、他の主要都市に見られるような地理的要素がすべて欠けています。水路もありませんし、主要交易路からも外れていました。征服者たちにとっても戦略的重要性はありませんでした。エルサレムが持っていた要素とは、過去から現在に至るまで、神から与えられたイスラエルという国の霊的・行政的中心地であることです。

 詩篇の著者はエルサレムについて「高嶺の麗しさは、全地の喜び。北の端なるシオンの山は大王の都。」(詩篇48:2)と表現しています。

 エルサレムは過去においても、また現在においても、この地上において神の臨在が現実に宿る場所です。なぜなら、エルサレムは神様が全世界を贖われるというご計画の中心地だからです。この町が持つ証しとは、人々を贖うためにこの地球に来られる神についての証しでした。詩篇の著者はこの話を、子から子へ代々伝えるのにふさわしいものであると考えたのです。「シオンを巡り、その回りを歩け。そのやぐらを数えよ。その城壁に心を留めよ。その宮殿を巡り歩け。後の時代に語り伝えるために。この方こそまさしく神。世々限りなくわれらの神であられる。神は私たちをとこしえに導かれる。」(詩篇48:12-14)

 
 
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