この地域最後のワニは、1917年にドイツ兵の手で撃ち殺されました。現在、アリゲーター・ワニが再びイスラエルに運び込まれています。ワニたちはゴラン高原の南端、ガリラヤ湖に近いハマット・ガデルの温泉にはびこり、また皮や肉を取るためのワニ牧場でもどんどん繁殖しています。
今日でもイスラエルにはたくさんのエキゾチックな動物たち、ヒョウ、オオヤマネコ、ヤマネコ、アイベックス、カモシカ、野山羊、ハイエナ、ジャッカル、オオカミにキツネ、イノシシ、アナグマ、ヤマアラシ、ジャコウネコなどを見ることができます。イスラエルはシベリア・オオカミの生息域の最南端にも入っており、この地の多様さ、ユニークさを示しています。
聖書には、神と私たちの関係を表現するのに、イスラエルで見られる動物の性格描写が用いられています。たとえば詩篇のこの箇所です。「鹿が谷川の流れを慕いあえぐように、神よ。私のたましいはあなたを慕いあえぎます。
私のたましいは、神を、生ける神を求めて渇いています。いつ、私は行って、神の御前に出ましょうか。」(詩篇42:1、2)
ここイスラエルに住んでいて、ユダヤ荒野のゴツゴツした岩だらけの崖にいるアイベックスに驚嘆させられなかったことは一度もありません。最近、家族と一緒に、エイン・ゲディの崖で懸垂下降(レジャー登山の一種)を楽しみましたが、海抜308メートルの乾いた岩だらけの崖からぶら下がっているとき、私と同じ景色を分け合っていた1頭のアイベックスに出会いました。
砂漠の焼けつく熱気の中、このアイベックスがエイン・ゲディの泉の甘い水を慕い求めていることは容易に想像できました。目的地までの道のりは容易ではありませんが、行くだけの価値はあります。私たちも、ただ神の臨在に入っていくことだけを切望すべきでしょう。
シナイ半島東岸に沿った紅海の延長上にあるエイラット湾には、世界の3本指に数えられる豊かな珊瑚礁があります。シュノーケルと水中眼鏡をつけて潜れば、珊瑚に限らず、魚と海草が織り成す美しいシンフォニーが自分だけの視界に大迫力で広がってきます。そのあまりの美しさに、その光景を誰かに語らずにはいられません。巨大な花崗岩の山が青い海に落ち込んでいるエイラット周辺は、世界屈指のリゾート地の一つです。
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