
◆第9の鍵
この地の名前はイスラエルである
終わりの日に見られるイスラエルの回復について、2500年前に預言者エゼキエルが語っています。エゼキエルは、枯れた骨が生き返ると語りました。歴史において一つの国民が滅ぼされ、世界中に散らされ、そしていのちがよみがえるということはかつて一度もありませんでした。それは奇跡であり、聖書の預言の成就です。エゼキエル37章11-12節にこうあります。「主は私に仰せられた。『人の子よ。これらの骨はイスラエルの全家である。ああ、彼らは、“私たちの骨は干からび、望みは消えうせ、私たちは断ち切られる。”と言っている。それゆえ、預言して彼らに言え。神である主はこう仰せられる。わたしの民よ。見よ。わたしはあなたがたの墓を開き、あなたがたをその墓から引き上げて、イスラエルの地に連れて行く。』」
聖書の中でしばしば“カナンの地”と呼ばれていたその地が、イスラエルと名付けられていることに注目してください。終わりの日には、そこがイスラエルと呼ばれるであろうと神は言われます。パレスチナという名前は、紀元135年の第2次ユダヤ暴動を鎮圧した、ローマ皇帝ハドリアヌスによって押し付けられた地域的な名前でした。彼のユダヤ人に対する怒りはあまりにも大きく、それゆえにユダヤの国民を侮辱し、彼らはローマの支配下にあってその故郷への権利を失ったということを強調したかったのです。パレスチナという名前の語源は、1000年ほど以前にイスラエルの主敵であったペリシテに由来しています。
ハドリアヌスはまた、彼自身の名字である「アエリア」を取り、エルサレムを「アエリア・キャピトリーナ」と改名しました。また、年に一度、その破壊を悲しむため以外には、ユダヤ人たちが町へ入ることをも禁止しました。当時彼はローマ帝国の神として見られていました。ですから、これはユダヤ人とこの地との間にある、神の契約を破棄しようとする試みだったのです。さらに、イスラエルの神が臨在される場所であったエルサレムに対する、彼の異教の権威を効果的に宣言するものでした。
パレスチナという名は、今日までイスラエルの面前を飛び交っています。すべての問題はそれが神の土地であるがために、神によってその運命が決定されるであろうこの土地をめぐる宗教的(霊的)戦いに凝縮されるのです(レビ25:23)。
イェシュア(イエス)は、終わりの時代のしるしについてこう説明されました。「異邦人の時の終わるまで、エルサレムは異邦人に踏み荒らされます。」(ルカ
21:24)
ハドリアヌスの時代から1967年に至るまで、エルサレムは異邦人に支配されてきました。今それがユダヤ人たちの手に戻されており、それはメシアがまもなくシオンに来られることの一つのしるしなのです。
|