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 しかし、申命記28章から30章では、もし彼らが神に従わなければ、彼らをその地から立ち退かせるが、彼らが悔い改めて主に立ち返るなら、彼らを連れ戻すと言われました。その土地は現在まで依然として彼らの手にあるのです。

歴史的見地
 聖書的見地から言えることは、ユダヤ人の誕生の地はイスラエルだということです。イスラエル人とその土地の結び付きは、約3800年にも及びます。その間に、彼らにとって重要な出来事が起こっています。何十世紀にも及ぶ歴史全体で、この土地には継続的かつ活気に満ちたユダヤ人の存在があったのです。しかしながら、イスラエル人がヨシュアとカレブの指導下にあった時代でさえ、実際には彼らの所有すべき土地をすべて所有してはいませんでした。彼らに約束された地域は、ユーフラテス川とエジプトを境界線とし、東部は現代のクウェートの地域にまで広がっています(創世15・18参照)。

 ゴルダ・メイヤーがイスラエルの首相だったとき、「モーセが犯したただ一つの過ちは、約束の地イスラエルにおいて、その境界線を定めるに当たり、石油の巨大な埋蔵地域を含まなかったことである」と言いました。しかし彼女は、実際にはモーセが境界線を引いたその地域内に石油が埋蔵されているのを全く知らなかったのです。(ティム・ラヘイ著『中東に訪れようとしている平和』P27)

イスラエルが中心に書かれた世界地図

 いと高き方が、国々に、相続地を持たせ、人の子らを、振り当てられたとき、イスラエルの子らの数に従って、国々の民の境を決められた。主の割り当て分はご自分の民であるから、ヤコブの相続地である。」(申命32・8-9)。


 神が古代の世界の中心にイスラエルを置かれたのは、ある特別な目的があったからです。約4千年前から約束の地イスラエルは、アジア、アフリカ及びヨーロッパを結ぶ国際貿易の交差点としての役割を果たしてきました。神はユダヤ人を世界の中心地に住まわせ、神の栄光を輝かす特別な役目を与えました。神は、イスラエルの人々が神に聞き従うことを通して彼らを祝福し、その生き方によって彼らの繁栄を全世界の人々が見るようにされたのです。(申命4・6、エゼキエル39・7)

 歴史的な記録によると、アブラハムの子孫はヨシュアの指導の下、紀元前1422年頃に約束の地に入りました。その地は後に12部族の間で分割されました。神はその後、イスラエルの最も偉大な王ダビデとの間に契約を結ばれました。ダビデはまずユダの領地を統治し、その後イスラエル全土を治めました。聖書はダビデの統治が紀元前1011年から971年に至る40年間に及び、その間の国勢はまさに彼の霊的あるいは道徳的状態と連動していることを示しています。国民はダビデが神に従順であるときは神からの祝福を頂き、ダビデが神に背いたときには患難に遭遇したのです。
イスラエル12部族に分割された土地
 
 
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