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アブラハムがこの約束を信じて受け取るためには、大きな信仰が必要でした。なぜなら、当時彼には子どもがいなかったからです。しかし後に、約束通りアブラハムとサラにイサクが与えられました。神は、アブラハムと結ばれた契約に基づいて、イサクを祝福することを約束されました。
「あなたはこの地に、滞在しなさい。わたしはあなたとともにいて、あなたを祝福しよう。それはわたしが、これらの国々をすべて、あなたとあなたの子孫に与えるからだ。こうしてわたしは、あなたの父アブラハムに誓った誓いを果たすのだ。」(創世26・3)。その後、この同じ契約がヤコブと結ばれました。「そして、見よ。主が彼のかたわらに立っておられた。そして仰せられた。
『わたしはあなたの父アブラハムの神、イサクの神、主である。わたしはあなたが横たわっているこの地を、あなたとあなたの子孫とに与える。あなたの子孫は地のちりのように多くなり、あなたは、西、東、北、南へと広がり、地上のすべての民族は、あなたとあなたの子孫によって祝福される。見よ。わたしはあなたとともにあり、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、あなたをこの地に連れ戻そう。わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。』」(創世28・13-15)
さらに、神は預言書全体を通して、終わりの時代にユダヤ人をイスラエルの地に連れ戻し、もう二度と散らされることはないと約束されました。(イザヤ11・11-14、エレミヤ16・14-16、30・3、アモス9・14-15)
イスラエルは、明らかに神の所有地です。レビ記25章23節には、次のように記されています。「地はわたしのものであるから。あなたがたはわたしのもとに居留している異国人である。」この地は神の所有地ですから、永久に売り渡すことはできません。神はこの領地がもつ特異性を示して、「わたしの国」(エゼキエル36・5、20、38・16、ヨエル3・2)と呼んでおり、イスラエル人自身の土地とも呼んでいます。(エゼキエル36・17、24、37・21)
イスラエルの人々とイスラエルの土地が余りにも密接に結び付けられているので、あたかも両者が互いに「結婚している」かのように語られています。「かえって、あなたは『わたしの喜びは、彼女にある。』と呼ばれ、あなたの国は夫のある国と呼ばれよう。主の喜びがあなたにあり、あなたの国が夫を得るからである。若い男が若い女をめとるように、あなたの子らはあなたをめとり、花婿が花嫁を喜ぶように、あなたの神はあなたを喜ぶ。」(イザヤ62・4-5)
神はアブラハムとその子孫に対する約束を、忠実に守られました。私たちはイスラエルの土地と国民に対して、神が保ってこられた計画を、聖書的に理解する必要があります。このことは、「神はなぜ、イスラエルの人々を選ばれたのだろうか?」という疑問を投げ掛けます。申命記には、「主があなたがたを恋い慕って、あなたがたを選ばれたのは、あなた方がどの民よりも数が多かったからではない。事実、あなたがたは、すべての国々の民のうちで最も数が少なかった。しかし、主があなたがたを愛されたから、また、あなたがたの先祖たちに誓われた誓いを守られたから、」であると記されています。(申命7・7-8前半)
出エジプト記19章5節には、条件付きの約束が語られています。「今、もしあなたがたが、まことにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るなら、あなたがたはすべての国々の民の中にあって、わたしの宝となる。全世界はわたしのものであるから。」また、34章10節では、このように語られています。「主は仰せられた。『今ここで、わたしは契約を結ぼう。わたしは、あなたの民すべての前で、地のどこにおいても、また、どの国々のうちにおいても、かつてなされたことのない奇しいことを行なおう。あなたとともにいるこの民はみな、主のわざを見るであろう。わたしがあなたとともに行なうことは恐るべきものである。』」 |
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