 |
| |
シナモン(肉桂)
シナモン(肉桂)は非常に古い時代から知られており、古代の諸国では大変珍重されていました。シナモンは、専制君主や他の偉大な主権者にのみふさわしい贈り物と見なされていたほどです。
シナモンは高価な香料で、シナモンを手に入れるためには、大きな支払いが犠牲として伴いました。神は、私たちが神にお仕えするために召し出されます。その召しには犠牲が伴います。自分と主との関係を、どんな関係よりも最優先する決意をしなければなりません。ただ良い関係を神と保てばよいというような、中途半端なものではありません。主との最善の歩みを求めて努力する必要があるのです。油注ぎを受けるために、自分も自分の家族も、友人関係も職業も、すべてが影響を受けるかもしれません。これこそがシナモンの芳香を獲得するための犠牲なのです。
「塔を築こうとするとき、まずすわって、完成に十分な金があるかどうか、その費用を計算しない者が、あなたがたのうちにひとりでもあるでしょうか。」(ルカ14・28)
私は最近、南アフリカのプレトリアで開かれた、クリスチャン放送協会の世界会議に出席しました。その最終日に、人々に動機付けを与える、傑出した演説者であるカール・ロス氏は聴衆に尋ねました。「あなたの生涯の導き手は誰ですか?」と。多くの人は、イエス、あるいは聖霊と答えました。ロス氏は言いました。「あなたこそ、あなた自身の導き手なのです。あなたがたの成功・不成功を決定するのは、あなたがた自身の選択です」。
あなたはその選択を済ませましたか。心のすべてを払い出す費用の計算はしましたか。シナモンの芳香は非常に高価ですが、その価値はあなたがたが犠牲を払うにふさわしいものなのです。
カラムス(匂い菖蒲)
匂い菖蒲は3メートルもの高さがあり、芳香をもつ植物で、剣の形をした葉と、小さな黄色や緑色をした花をつけます。その精油を取り出すには、匂い菖蒲を切り砕かなければなりません。そうすると甘い香りが漂ってきます。これは何を意味しているのでしょうか。匂い菖蒲を砕けば砕くほど、その芳香は強くなるのです。
「わたしが目を留める者はへりくだって心砕かれ、わたしのことばにおののく者だ。」(イザヤ66・2b)
ヘブル人にとって心砕かれるとは、打たれることを意味します。主の前に砕かれるとはどのようなことでしょうか。主はどのような状態を期待しておられるのでしょうか。マルコの福音書14章3節のみことばを黙想してみてください。
「イエスがベタニヤで、らい病(重い皮膚病)を患っているシモンの家におられたとき、食卓に着いておられると、ひとりの女が、純粋で、非常に高価なナルド油のはいった石膏のつぼを持って来て、そのつぼを割り、イエスの頭に注いだ。」
|
|
|
|
|
|
|
 |