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 地上における神の支配を記念する神の都です。それゆえ多くの諸国民やグループがエルサレムを征服し、「聖書の神」を抹殺し、自らの力を誇示しようと、この地を用いてきました。

 今日、ユダヤ主権によって再統一されたエルサレムは、全世界にメシア支配を公言しています。これは世俗的なヒューマニズム観や、新世界秩序をもたらそうとする世俗的政府にとって脅威となっています。それこそ彼らがこの都市を分割し、征服しようと試みるゆえんです。

 異教の多くの諸団体が、エルサレムを征服して神のメッセージを消滅させようと働いています。ローマ皇帝-ハドリアヌスが、紀元135年にエルサレムの名前をアエリヤ・キャピトリヤと変えたのもその理由からです。ローマ皇帝として、彼は神とみなされていました。アエリヤ・キャピトリヤ(彼の名がアエリヤというところから、自分の名にちなんで改名)に改め、またイスラエルをパレスチナと改名することで、彼は神の主張を抹殺しようと企てたのです。それがローマ世界覇権の刺となりました。

 回教徒世界もまた、紀元7世紀にエルサレムを征服し、ただちに古代の神殿跡にモスクを建てました。それは今なお、同じ場所に建っています。エルサレムは「三つの唯一神教」、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の首都です。しかし、イスラムのアラーは聖書の神ではありません。それがおのずとエルサレムにおける神礼拝の問題を混乱させています。この都における神礼拝は、神のご計画の成就にとって非常に大切です。そこで私たちはたずねなければなりません。神とは誰か−聖書の神か、アラーの神か。現在、両者ともこの都を自分のものだと主張しています。また、エルサレムはだれの都なのか−ユダヤ民族が聖書の神との契約における所有者なのか、それともイスラムの神に従うパレスチナ人のものなのか。回教徒世界は、エルサレムからイスラエル人を追い出すために、イエハド(聖戦)を求めており、世界は彼らを鎮めようと、「和平」の名を使ってエルサレム再分割を求めています。聖書において神は、「イスラエルの神」と200回以上書かれています。イスラエルの神を受け入れない人々は、神の地・神の都-エルサレムにおけるご計画を決して受け入れません。神の大切な場所や民に対抗し、神を否定し、暴力を振うこの世の霊について、聖書が語っています。これはエルサレムに、歴史的に起こってきましたし、将来もそうでしょう。歴史全体にわたって、地上における神の計画と聖書を否定し、それに対抗してきた多くの世界機構が存在ました。そして、彼らの声をシオンから上げるべく、イスラエルとエルサレムに対抗し、最終的には神が確立された聖書のメッセージに対抗するにいたりました。

 神に反発する将来の社会を啓示された、ネブカデネザルの夢(ダニエル2章)を、預言者ダニエルがときあかしました。王は夢の中で像を見ました。「王さま。あなたは一つの大きな像をご覧になりました。見よ。その像は巨大で、その輝きは常ならず、それがあなたの前に立っていました。その姿は恐ろしいものでした。その像は、頭は純金、胸と両腕とは銀、腹とももとは青銅、すねは鉄、足は一部が鉄、一部が粘土でした。あなたが見ておられるうちに、一つの石が人手によらずに切り出され、その像の鉄と粘土の足を打ち、これを打ち砕きました。そのとき、鉄も粘土も青銅も銀も金もみな共に砕けて、夏の麦打ち場のもみがらのようになり、風がそれを吹き払って、あとかたもなくなりました。そして、その像を打った石は大きな山となって全土に満ちました。」(ダニ2:31-35)

 ダニエルは王に、「その像の各部分は、やがて消滅する世界の権力をあらわすものである」と告げました。神は決して破壊されることのないひとつの「石」(神のメシヤ王国)を起こされます。それがこの世の諸王国を粉砕し、彼らを終わらせます(44節)。

 
 
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