神―親―子どもの関係は、ちょうど結婚が神によって計画されるように、神により制定されたものです。ますます世の垢にまみれていく現代の世界においては、どちらの概念も神から与えられた重要な誓約であり、悟りであるという意識がどんどん薄れています。悲しいことに、二十紀も終わり近くなり、家族は崩壊し、その結果社会も崩壊しています。
もし神―親―子どもの関係が神によって定められているなら、この関係における親と子ども双方が、どうあるべきだと神はお考えになっているのでしょうか?
◆親の責任
聖書の中には、子どもたちに関する記述が1700箇所以上あります。多くの場合、神は私たち全員を神の子どもとして記述しておられます。これにより、悲しみのときには、愛情を込めてご自身のみもとに引き寄せたいと思っておられる、優しい憐れみ深い神の肖像画が描き出されます。それにも関わらず、さ迷い出てしまったときには、訓練される御父でもあります。大人であっても、子どものように振る舞いが「良くない」ときには、忍耐深い指導が必要であることを知っておられます。
私たちが主の道を歩くことを、神が望まれるのは、豊かな人生を送るために、必要なもの全てがそこに見つかるからです。神は私たちが主の道を歩くように頼み、そうすることを切に願っておられるので、“教えよう”とさえ言われます。「来なさい。子たちよ。私に聞きなさい。主を恐れる(尊敬する)ことを教えよう。」(詩篇34:11)
もし私たちが主のことに真剣であるなら、それを失うことはありません。正しくなるよう、喜んで助けてくださる誠実な親を、私たちは主のうちに持っているからです。
しかし、その仕事はひとりでできないことをご存じだったので、神は地上で世話をし、神の道を教える手助けをする代行者を任命されました。それが、私たちに与えられた親です。それでは、子どもたちに対する両親の責任とは何でしょうか?
訓練と指導:親の役割の一つは、主の道に従って子どもを訓練し、指導することです。申命記6章1-9節では、神を知り、愛し、神の命令を守りなさいと勧告しており、それを子どもたちに伝えなさいと言っています。そしてそれを行うために、役立つ道具を与えておられます。
「聞きなさい。イスラエル。主は私たちの神。主はただひとりである。心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。私がきょう、あなたに命じるこれらのことばを、あなたの心に刻みなさい。これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい。これをしるしとしてあなたの手に結びつけ、記章として額の上に置きなさい。これをあなたの家の門柱と門に書きしるしなさい。」
箴言は親たちにこのように命令しています。「若者をその行く道にふさわしく教育せよ。そうすれば、年老いても、それから離れない。」(箴言22:6)
|