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No.90(2006/4/28)

ホロコースト/独立記念日 2006

ホロコーストの悲しみを覚えてから、
やってくるのがイスラエルの独立記念日。
今年は4月25日がホロコースト記念日でした。
エルサレムはじめ各地で記念式典が執り行われました。
現在、ホロコースト生存者は28万人と報告されています。
独立記念日は5月3日です。

カディマを中心とする新政府はようやく
連立政権の交渉を終えようとしています。
最大のパートナーは労働党です。最重要ポストの
国防相に労働党首のペレツ氏が選ばれています。
閣僚の7ポストを労働党が占めることになります。
テルアビブでは18日9人の市民が犠牲となる自爆テロが勃発。
ガザ、西岸地区の掃討作戦が続けられています。
緊張が続く中、軍人ではないペレツ氏が
国防相になることに不安の声が上がっています。

イスラエルよ。主を待て。
主には恵みがあり、豊かな贖いがある。
主は、すべての不義からイスラエルを贖い出される。
(詩編130:7-8)

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ホロコースト・独立記念日
イスラエル新政府発足にむけて
「アグリッチ」イスラエル農業博覧会

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■ ホロコースト・独立記念日

 24日、午前10時、イスラエル全国でサイレンが鳴り響きました。高速道路では車が停止、学校やあらゆる場所でもすべてが停止し、1分間の黙祷が捧げられました。

 エルサレムにはヤド・バシェム(神の手)と呼ばれるホロコースト博物館があります。ヤド・バシェムでは、カツァブ大統領、オルメルト首相代行も参加しての記念式典が行われました。記念式典は各地においても行われました。現在、イスラエル在住の、ホロコースト生存者は28万人と報告されています。生存者、その家族に対しては、心理的こころのケアが今も続けられています。

 ポーランド・ビルケナウ(元アウシュビッツ収容所)では、毎年「マーチ・オブ・ザ・リビング(生きた者の行進)」が行われます。今年はイスラエルからペレス元労働党首がマーチに参加しました。今年の独立記念日は5月3日です。人々がアウトドアでバーベキューなどを楽しむ日になります。

<祈り>
  1. 今までイスラエルが支えられてきたこと、これからも守られることを覚え、主に感謝しましょう。

  2. ホロコースト生存者、家族の平安と祝福、救いのために。
    ユダヤ人の心の癒しのために。

  3. 5月3日の独立記念に感謝し、これからの祝福のために。
    当日の治安が守られるように。
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■ イスラエル新政府発足にむけて

 カディマと労働党との連立交渉が終わりに近づきました。来週新政府が発足する予定です。労働党のペレツ氏は国防相のポストを提示されています。ペレツ氏は軍人ではありません。ペレツ氏が要求していたのは大蔵相でした。今回、民間人の国防相が立てられる事に対して、不安の声が上がっています。(今までの国防相は皆、軍人出身者) 

 その他、労働党には、教育相、農産相、観光相、労働通産相、通信相、宗教関係のポストが割り当てられる見通しです。新政府は左より中道の政府になると考えられます。

<テルアビブで自爆テロ>
 18日、テルアビブの旧バスターミナルで自爆テロがありました。爆破されたのはファラフェル屋で、自爆テロの被害に遭うのは2回目の店舗です。犠牲者は9人、負傷者は70人以上。犯人はイスラム聖戦所属でナブルス(西岸地区)出身22歳のパレスチナ人青年でした。

 アッバス議長はただちに非難声明をだしましたが、ハマスは「自己防衛」と発表、両者の亀裂が明らかになりました。これに対し、イスラエル軍はガザ地区を空爆、テロリスト3人を殺害。西岸地区においても掃討作戦が続けられています。

 今回、犯人がナブルスからイスラエルに侵入していたことから、防護壁の建設を急ぐ声が上がっています。防護壁の建設は、オルメルト首相代行の計画より大幅に遅れています。

<シナイ半島で自爆テロ>
 24日、シナイ半島のリゾート地ダハブで3つの同時多発テロがあり21人が死亡しました。続いて26日、エジプトーガザ国境付近に駐屯していた多国籍平和維持軍に向けて2件の自爆テロがありました。

 シナイ半島では昨年も自爆テロがあっため、イスラエル政府は国民に渡航しないよう警告していました。しかし、例年のようにイスラエル人25,000人ほどが過越の連休にシナイを訪問。今回、イスラエル人の犠牲者は報告されていません。

<祈り>
  1. オルメルト首相代行と新政府の導きのために。

  2. 病院にいる負傷者の回復と犠牲者家族の支えのために。

  3. テロ組織の壊滅のために。
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■ 「アグリッチ」イスラエル農業博覧会

 イスラエルは農業技術の優れた国です。5月9〜11日、「アグリッチ2006」という農業博覧会が開かれます。会場はテルアビブ。広大な敷地に農業に関する200の出展があります。海外からの出展も20あり、ヨーロッパやアジアなど38カ国以上から6,500人が参加申し込みをしています。うち30人は農業関係大臣、副大臣です。

 博覧会では、砂漠など水資源の少ない環境における水利テクノロジーや、過酷な環境下での乳製品の取り扱いなど様々なセミナーも行われます。セミナーには、オルメルト首相代行のスピーチもあります。イスラエルの農業技術が世界の祝福になります。

<ガザのホットハウス(グリーンハウス)とビル・ゲイツ氏>
 ガザの土壌は完全な砂でした(ビーチを思い出して下さい)。ガザは不毛と思われていました。しかし、ガザの入植者たちは、高度な水利技術を駆使して、ホットハウス(グリーンハウス)農場を作りあげました。ガザでとれる有機野菜や、虫フリーの野菜は好評で、海外に輸出するまでに成長していました。

 昨年8月、ガザからの撤退が決まったとき、ガザの入植者たちは、ホットハウスを破壊しようとしました。ハマスなどのテロ組織に無条件に渡したくないと考えたからです。これを聞いたアメリカの篤志家が1,000万ドル以上の金額でホットハウスを買い上げ、パレスチナ人に引き渡しました。その篤志家がビル・ゲイツ氏であったことがわかりました。残念ながら、ガザのパレスチナ人は、ハイテクのグリーンハウスをうまく使いこなすことができず、元のユダヤ人の持ち主にコンサルタントを頼む話も持ち上がっているようです。

<カロリー1/2のジャガイモ>
 イスラエル南部、西ネゲブ地方のキブツが開発したローカロリーポテト“ビバルディ・ポテト”が人気です。ポテトの炭水化物を38%カットし、カロリーは通常の半分となっています。西ネゲブでは毎年15万トンのポテトを生産しており、40%は、ヨーロッパやアジアに輸出されています。

<祈り>
  1. イスラエルの農業がさらに祝福されるように。

  2. アグリッチの祝福と安全のために。

  3. イスラエル産業の祝福のために。


ニュース情報源:GPO(イスラエル・プレスセンター)、
        イスラエル外務省HP、ハアレツ、
        エルサレムポスト、イスラエルインサイダー、
        CNN、BBC、イスラエル国防軍HP、アル・ジャジーラなど

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