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No.59(2005/2/18)

与えられたチャンスを生かしたい・・・シャロン首相

photo1

2月8日、シャロン首相とアッバス議長が暴力の停止で合意しました。
しかし和平ムードとは逆に、イスラエル国内では
撤退案に反対する人々の抵抗運動が激化しており、
デモ隊と警察、ユダヤ人どうしの争いが広がっています。
そんな中16日、シャロン首相の
ガザ・西岸地区(4町)撤退法案が国会を通過、
これにより反対派が要求していた
国民投票の可能性もなくなりました。
7月から撤退を開始する予定です。

主は天から目を注ぎ、人の子らを残らずご覧になる。
御住まいの所から地に住むすべての者に目を注がれる。
主は彼らの心をそれぞれみな造り、
彼らのわざのすべてを読み取る方。
(詩篇33:13-15)

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子供たちに平和を!:イスラエル・パレスチナ首脳が暴力停止で合意
クネッセット(イスラエル国会)で「ガザ撤退法案」ついに通過
売春斡旋業者逮捕:12年の求刑

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■ 子供たちに平和を!:イスラエル・パレスチナ首脳が暴力停止で合意
photo2  2月8日、エジプトのムバラク大統領、ヨルダンのアブドゥラ国王(両者ともイスラエルと国境を共有する隣国)在席のもと、イスラエルのシャロン首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長が始めての会談を行いました。

 シャロン首相はガザと西岸地区(4町)からの撤退を提示し、イスラエルが傷みを伴っても「中東和平ロードマップ案」を再開させたい意向を示しました。

 「言葉よりも行動で示さなければなりません。」とシャロン首相は述べています。

 シャロン首相は、ネゲブにある個人の牧場にアッバス議長を招待し、議長もそれを受け入れています。

 招待はムバラク大統領、アブドゥラ国王にも提示され、両者ともに受け入れました。
photo3
 今回はまだ具体的な合意書にはいたっていませんが、両者の「平和」とは、イスラエルの隣人としてパレスチナ人が自立した民主国家として平和裏にイスラエルと共存することという点で合意しています。(ハアレツ2月8日など)

*シャロン首相のメッセージ
 私たちの隣人であるパレスチナ人の皆さん、あなたがたが独立し威厳をもって生きる権利をもっておられることを私たちは心から尊重しています。

 すでにお話していることですが、イスラエルは決してあなた方を支配し続けたいと考えていません。

photo4  私たちイスラエル人は痛みを覚えながら夢から覚めました。私たちはすべての障害をのりこえ、この新しく与えられたチャンスを生かしたいのです。

 あなた方もまた現実離れした夢を捨て、私たちと互いに尊重しあって平和に生きることに反対する勢力を鎮圧してください。

 そして妥協する勇気と力を持っておられることを証明してください。

 イスラエル市民の皆さん、私たちは大変困難な年月を過ごしてきました。最も苦しい痛みある年月に直面し、そして乗り越えてきました。

 未来は今私たちの前にあります。今私たちは決断の大変難しいステップを踏み出さなければなりません。

 しかし私たちはこのチャンスをのがすことはできません。私たちが絶えず願ってきたもの、治安と静寂、そして平和を得るためです。

 最後に私たちを支えてくださる世界諸国と中東アラブ諸国の指導者の皆さん、この地域に、互いに認め合う開かれた空気を作り出すために、私たちに協力してください。

 私たちを血と憎しみの海に投げ込もうとする過激な勢力と共に戦いましょう。互いによい関係を築き、共に中東の人々に希望の光をもたらすことができるのです。人々が自由と安定、繁栄と平和の中で生きることができるのです。

 どうか私たちが与えられたこのチャンスを生かすことができますように。

(2月8日シャルム・エル・シェイクでの4者会談におけるシャロン首相のスピーチより抜粋 イスラエル外務省HP)


交渉はこれからが本番…
 2月15日、パレスチナ側はエリコを完全に自治政府に引き渡すことでイスラエルと合意したと語りましたが、イスラエルは交渉は終わっていないと主張しています。イスラエルはいずれエリコを引き渡すとは言っているのですが、「エリコ」の面積やエリコとともに引き渡すことになっているウジャという町についてまだ合意には至っていません。(ハアレツ2月15日)

<祈り>

  1. イスラエルと隣国で始まった平和への一歩が信頼関係に発展していくように。

  2. 和平を妨害するすべてのテロ行為が失敗に終わるように。

  3. これからの交渉の上に主の支配と導きがあるように。

*反対派デモの動き
photo5  シャロン首相が着々とガザ・西岸地区(4町)からの撤退をパレスチナ側と国際社会に提示する中、イスラエル国内ではシャロン首相に反対するデモ隊が混乱をおこしていました。

 2月14日、デモ隊は全国の交通の要所で座り込みなどをして交通妨害を行いました。エルサレムでは10代の少女たちもデモに加わっていました。ガザの入植地でも推定15000人が撤退案反対のデモを行っています。

全国で起こった警察との衝突で警察官11人が負傷、33人が逮捕されました。逮捕された人の中にはタイヤに火をつけるなどの行為に出たものもあります。(ハアレツ2月15日)

<祈り>

  1. デモ隊と警察の衝突が暴力行為に発展しないように。

  2. 撤退対象家族に主のお導きがあるように。

  3. 撤退対象家族に主の特別のあわれみと介入があるように

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■ クネッセット(イスラエル国会)で「ガザ撤退法案」が通過
photo6  2月16日、クネッセット(イスラエル国会)はシャロン首相の「ガザ撤退法案」を賛成59、反対40の圧倒的多数で可決しました。

 法案の中には、撤退を余儀なくされる入植者9000人に3億8000万シェケルが支払われることも盛り込まれています。

 入植者は7月に撤退を開始する予定です。撤退するのは、ガザと西岸地区北部の4町です。反対派が要求していた国民投票は行われないことになりました。

*ネゲブに新しい町?

 イスラエル内務省はネゲブ砂漠北部の何もないところに「ハルツィット・フォー」という町を建設することを承認しました。

 500件の家と農場を造る計画です。現在ガザに住んでいる入植者の半分ぐらいが住むことが可能になります。

 このほかネゲブの南の町なども拡張して入植者のための家が建てられる予定です。(ハアレツ2月14日)

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■ 売春斡旋業者逮捕:12年の求刑
 ハイファの地方裁判所で8日、モラヴィアの女性をイスラエルに連れ込み、強制的に売春をさせていた男が実刑12年の刑を言い渡されました。逮捕されたのはモルデカイ・ルーベノブ。余罪があり計13年留置されることになります。

 ルーベノブはモラヴィアの女性を売っていましたが、買った者もすでに逮捕されています。ルーベノブは罪を否認していますが、裁判官は数々の証拠から有罪と判断、「人間を売り買いすることは著しい人権の侵害。人間を物として扱い、奴隷にすることである。売春させられた女性は継続してレイプされているのと同じだ。」と判決を言い渡しました。(ハアレツ2月8日)

<祈り>

  1. 売春斡旋をしている者や売春宿がすべて検挙されるように。

  2. 売春斡旋をしている者や売春宿がすべて検挙されるように。

  3. 主がこのための働きをしているビリーバーたちの祈りを聞いてくださっています。
    彼女たちの働きがますます用いられ、被害にあっている女性たちが救われていくように。
B.F.P.Japan 
 
 
 
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