| No.138(2008/2/26) |
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オルメルト首相来日
オルメルト首相が24人のイスラエル人ビジネスマンを連れて来日。
福田首相、天皇と面会します。
イスラエルではガザからのロケット攻撃で10才の子供が負傷。
南部だけでなく北部からは、
ヒズボラが戦争に備えた動きをはじめており、
イスラエルの南北で緊迫がましています。
イランの核開発について、
先週IAEA(核拡散防止機構)が、
イランの核兵器開発疑惑を否定できないとする
調査結果を発表しました。
この発表を受けて、アメリカとイスラエルはイランへの制裁を
次の段階へ進ませるよう主張しています。
今週も主の守りとともに
イスラエルに霊的なリバイバルが来るように祈りましょう。
(写真:2月雪のエルサレムにて)
あなたがたの心が、
放蕩や深酒やこの世の煩いのために
沈み込んでいるところに、
その日がわなのように、
突然あなた方に臨むことのないように、
よく気をつけていなさい。
その日は、全地の面に住むすべての人に臨むからです。
しかし、あなたがたは、
やがて起ころうとしているこれらのすべてのことからのがれ、
人の子の前に立つことができるように、
いつも油断せずに祈っていなさい。(ルカ11:34-36)

■ オルメルト首相来日
■ ガザの国境で大規模人間チェーン・デモ?
■ ヒズボラ戦争準備
■ 米国大統領選挙

■ オルメルト首相来日
25日よりオルメルト首相が4日間の日程で日本を訪問中です。福田首相の他、天皇にも面会することになっています。イスラエルの首相が日本を訪問するのはネタニヤフ元首相以来はじめて。
今回の訪問の目的は@イランの核疑惑の脅威を訴えること、A日本とのビジネス関係を強化することです。
<イランの核疑惑について>
イスラエルの調査によるとイランの核開発を支援しているのはシリアとその背後にいる北朝鮮です。日本は被爆国である上に、北朝鮮という共通の脅威をもつという点でイスラエルの立場を理解できるものとオルメルト首相は考えています。
イランの核開発疑惑その後
先週、核拡散防止機構(IAEA)のエルバラダイ局長が、イランは2003年以降も核開発を進めている可能性があると発表しました。イランは平和利用に必要な濃度以上にウランを濃縮し、核兵器製造に向けた実験も行っています。
アメリカのライス国務長官は、このIAEAの発表を元に、新しい制裁を盛り込んだ決議案を出すべきだと主張。しかし、エルバラダイ局長は、2006年に出された決議案1696に従い、ウランの濃縮を停止するようイランに呼びかけるにとどまりました。
イランはこれを「勝利」と位置づけています。
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今年6月に開催されるG8外相及び、首脳会議において日本は議長国です。オルメルト首相は、イランの脅威はイスラエルだけでなく全世界の脅威であることをG8指導者たちに伝えるよう日本に期待しています。
*オルメルト首相は、日本を訪問中にアメリカのライス国務長官とも面会することになっています。
<日本とのビジネス強化について>
今回、オルメルト首相はイスラエルのトップ企業からビジネスマン24人を同行させ、日本の企業との対話を企画しました。日本もイスラエルとITやハイテク産業の分野で関係強化を期待しています。
オルメルト首相は直航便再開も提案。昨年日本を訪問したイスラエル人は約12000人、日本人でイスラエルを訪問した人は11000人でした。(紛争が激化するまでは日本からイスラエルへの旅行者は毎年20000人)
<パレスチナ問題について>
日本はオルメルト首相に、昨年アナポリス国際会議で決められたとおり、2008年末までにパレスチナとの和平を実現するよう要請する見通しです。
現在、日本はパレスチナ人の経済回復が和平につながるとしてヨルダンとの協力でエリコに公共事業を開発中。多くの雇用と経済効果が期待されています。オルメルト首相は日本がこのような形でパレスチナ人を支援することを歓迎すると表明しています。
和平交渉はどうなっている・・?
アナポリス以来、イスラエルとパレスチナの和平交渉は続けられていますが、ガザでの紛争、イスラエルの入植地開発問題など、実際は双方ともに和平とは逆の動きが目立っています。
最も難しいエルサレムの帰属問題ですが、パレスチナ側は、交渉のテーブルにのせられていると言い、イスラエル側はのせられていないと言っています。「どちらかが嘘を言っている」との記事が出ています。
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<祈り>
- 日本とイスラエルの友好関係が進むように。日本がイスラエルを祝福する国となるように

■ ガザ国境で大規模人間チェーン・デモ?
25日、ハマスはイスラエルとの国境で40Kmにわたって人々が手をつなぐデモを計画。ガザでは先週末、ついにガソリンが底をつき、日常生活がさらに難しくなったためです。
参加者は4万人が見込まれ、場合によっては群衆がイスラエル側へなだれこむのではないかと懸念されていました。イスラエル側では大軍を国境に展開して警戒していました。
ところが、25日、デモに参加したのは5000人ほど。参加者の多くは、デモに参加するよう学校から早退させられた子供たちや学生でした。
<スデロット防護計画>
スデロットでは昼夜カッサム・ロケットによる攻撃が続いています。25日、ロケット弾で子供3人が負傷。10才の子供が重体です。。(写真:2月10日負傷した青年。足切断の大けが)
イスラエル軍はガザでハマスなどの指導者のピンポイント攻撃を行い、時に10数人の死傷者を出しています。
オルメルト首相は、2010年までにスデロットの数千軒の建物に防護システムを構築するための予算3億2700万シェケルを承認しました。
この防護システムは「鉄のドーム」と呼ばれ、早期警戒など様々なプログラムからなっています。しかしこのシステムはミサイル発射地から最低でも4.5Km離れていることが最低条件。
ガザからスデロットまでは2Km以下です。たとえシステムが構築されても安全を保証することはできません。そのため政府はスデロットをはじめ南部の町々で、1992年以前に建てられた建物8000棟に、9平方mのシェルターを建設することにしています。
しかし、イスラエルの経済状況は深刻でどこまで実現するかはわかりません。オルメルト首相からも「スデロットのすべての家に防護処置ができるわけではない」とも発言しています。
22日、数千人のイスラエル人がスデロットを訪問しショッピングを楽しみました。住民を励ますためです。ペレツ大統領は国民同士のこのような励ましを奨励。イスラエル人の気概を賞賛しました。
<祈り>
- 25日に負傷した子供が回復するよう
- ハマスがカッサム・ロケットをやめるよう
- 防衛に多額の費用が必要です。必要が満たされるように

■ ヒズボラ戦争準備
先週、ヒズボラのNo2指導者であるイマッド・ムグニエがシリアのダマスカスで暗殺されました。ムグニエは、故アラファト議長のボディーガード出身で、ヒズボラ立ち上げ時からのメンバー。
作戦遂行指導者として数々のハイジャック(TWA機など)やレバノンの米国大使館や駐屯地爆破などのテロを通じて数百人を殺害しました。
またアルカイダ、ハマスと、シリア、イランを仲介してテロを国際化するための鍵となった人物でもあります。米国政府は500万ドル(約6億円)の報償金をつけ、指名手配していました。
暗殺についてイスラエル政府は関与を否定していますが、ヒズボラ、シリア、イランはいっせいにイスラエルが犯人だとして非難。ヒズボラにとっては代え難い人物であっただけに、痛手は大きいと考えられています。追悼記念集会には数万人の群衆が集まりました。
ヒズボラのナスララ党首は群衆の面前でイスラエルに対する全面戦争を宣言。イスラエル政府は、北部にパトリオットミサイル迎撃システムを配備して警戒体制に入りました。また海外に駐在中、旅行中のイスラエル人には誘拐に特に注意するよう警告しています。
また、イスラエルに入ろうとする飛行機がハイジャックされる可能性が高まっているため、各航空会社へコックピットに通じるドアへの強化を呼びかけています。
イスラエルへの着陸にあたっては、イスラエルから290Kmの地点ですでにシートベルトを着用するようすすめています。ハイジャックにより着陸態勢から急に高度を上げる可能性があるからです。
<祈り>
- 北部で戦争にならないように
- イスラエルに発着する飛行機すべてが守られるように
- 現在イスラエルはツアーシーズンに入りました。治安の安定が守られるように。

■ アメリカ大統領選挙
アメリカの大統領選挙が近づいてきました。民主党では、海外164ヵ国に住むアメリカ人を対象とする前投票が行われました。
イスラエルに住むアメリカ人約20万人のうち54%はクリントン候補に投票。しかし、全世界の投票を総合すると、オバマ候補が66%、クリントン候補が33%とオバマ氏が優勢となりました。
<祈り>
- 世界にとって有益な人材が選ばれるように
- イスラエルに好意的な人物が大統領になるように
ニュース情報源:GPO(イスラエル・プレスセンター)、
イスラエル外務省HP、ハアレツ、
エルサレムポスト、アルーツ7、イスラエルインサイダー、
CNN、BBC、イスラエル国防軍HP、外務省HP、アル・ジャジーラなど
画像提供:www.israelimages.com Isranet 他
B.F.P.Japan 
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