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 テモテが子どもの時から聖書に親しむことができたのは、まず祖母や母が聖書に親しみ、みことばに生きていたからです。そして生活の中で聖書を教え、テモテが親しみをもつことができるように配慮してきました。申命記には、両親はもちろんのこと、祖父母にも、子どもたちに聖書を教えることが命じられています。

 「私がきょう、あなたに命じるこれらのことばを、あなたの心に刻みなさい。これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい。これをしるしとしてあなたの手に結びつけ、記章として額の上に置きなさい。これをあなたの家の門柱と門に書きしるしなさい。」
(申命6:6-9)

 「ただ、あなたは、ひたすら慎み、用心深くありなさい。あなたが自分の目で見たことを忘れず、一生の間、それらがあなたの心から離れることのないようにしなさい。あなたはそれらを、あなたの子どもや孫たちに知らせなさい。」(申命4:9)

 このように、神はみことばを教える務めを、両親や祖父母に委ねています。今こそ、信仰を継承させる使命を、私たちは神から委ねられていることに目覚めなければなりません。

◆力強いとりなしの祈り
 アウグスチヌスの母モニカの生涯を懸けた、とりなしの祈りはあまりにも有名です。子どもたちは幼児期から思春期を迎えるまでは、親から教えられた信仰をそのまま受け入れていますが、思春期を迎えるころから、友人たちやこの世の考え方に影響を受けます。その頃から親の教えである恊M仰揩吟味し始めます。この時期を迎える時、大切な役割を果たすのが、周囲の環境やクリスチャンの友人たちです。しかし日本ではクリスチャンの友人を得ることが難しいために、この時期に子どもたちの信仰は揺れてしまいます。信仰の継承が親の意志ではなく、自らが自分の信仰として受け入れることができるように、良い環境が与えられることはもちろん、それと同時に、良いクリスチャンの友人が与えられるように、両親のとりなしの祈りと神の知恵が必要となります。

 「彼(エパフラス)はいつも、あなたがたが完全な人となり、また神のすべてのみこころを十分に確信して立つことができるよう、あなたがたのために祈りに励んでいます。」(コロサイ4:12)

◆親子の健全な関係の回復
「彼は、父の心を子に向けさせ、子の心をその父に向けさせる。それは、わたしが来て、のろいでこの地を打ち滅ぼさないためだ。」(マラキ4:6)

 子どもたちが両親の信仰を受け継ぐためには、子どもと両親との良い関係が築かれていることも大切な要素となります。「仕事、仕事」に追われている父親の心が、仕事以上に子どもに向けられるようになり、愛と懲らしめのバランスの取れた訓練をするならば、子どもたちは両親を尊敬し、神を愛し、隣人を愛する、キリストへの信仰をもつことができるようになります。

 
 
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