◆なぜ、善悪を知ってはいけないのか
真の善悪とは、神が定められた善悪です。しかし、人間が善悪を知るとき、それぞれがそれぞれの立場で、思い思いの善悪判断をすることになります。2001年、アメリカがアフガニスタンを攻撃し、その結果大きな犠牲が出ましたが、一体この出来事は何が原因だったのでしょう。かのビンラディンは、こう言っています。「アメリカは、パレスチナ人を苦しめるイスラエルに味方している。アラブ人を苦しめる彼らは、偶像礼拝者であり悪魔である。この悪魔を消滅させるために、イスラムの男たちは、全員命を懸けて戦わなければならない。」
ビンラディン、タリバン、アルカイダ、そしてその側に立つ人々は、自分たちは正しく、アメリカは間違っていると確信しています。言い方を変えれば、自分たちは善、アメリカは悪だと言っているのです。また、アメリカ側は、その反対を言っています。
私たちが誰かに腹を立てて憎しみに満たされるとき、自分の心に尋ねると、答えはいつも同じです。「私は確実に正しかった。相手が間違っている。」
人は、これらの人間的な善悪判断によって、憎しみ、戦い、恨みを引き起こし、あらゆる病に悩まされてきました。この世の苦しみも悲しみも、人間が善悪の知識を得た結果、生み出されたものなのです。
◆アダムとエバの犯した罪の結果
アダムとエバの犯した罪の結果は、次のとおりです。
- 最高の幸せの地、エデンの園から追い出された。(創世3:23-24)
- 命の木から食べることができないため、永遠の命を失った。(創世3:22)
- 神の栄光の衣をなくした。(創世2:25、3:7)
- 霊的命を失った。(創世2:17)
- 光の世界から闇の世界に入った。(エペソ5:・8)
- 善悪の知識を得た。(創世2:17)
- 苦しみ、悲しみ、病、老い、死、戦いの人生が始まった。
- のろいが全人類へと伝えられた。
「そういうわけで、ちょうどひとりの人によって罪が世界にはいり、罪によって死がはいり、こうして死が全人類に広がったのと同様に、…それというのも全人類が罪を犯したからです。」
(ローマ5:12)
こうして、人類の歴史が始まりました。
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