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BFP JAPAN 総責任者 スティーブンス・栄子 2003年2月

 緑あふれる美しい景色を見ると、「まるで、エデンの園のようだ」 と表現することがあります。創造主であられ、宇宙の支配者であられる神ご自身が、「非常によい」 と言われたエデンの園は、それはそれはすばらしい世界でした。そこは、私たちの想像をはるかに超える、麗しい場所であったに違いありません。天候や食物など、すべての環境が見事に整い、不足は何もありませんでした。そのような恵まれた場所に置かれた人間に与えられた律法は、たった一つだけでした。

◆善悪の知識の木
 「神である主は、その土地から、見るからに好ましく食べるのに良いすべての木を生えさせた。……園の中央には、いのちの木、それから善悪の知識の木とを生えさせた。神である主は、人に命じて仰せられた。『あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるその時、あなたは必ず死ぬ。』」(創世2:9、16-17)

 神は、すばらしい効能をもつ木々に満ちた、幸せな世界を人間に与えてくださいました。中でも、命の木の実を食べることで、健康を損なうことがないまま、永遠に生きる道を備えてくださいました(創世3:22)。しかし一本だけ、善悪の知識の実だけは、食べてはならないと命じられました。これこそ、神が人間に与えた唯一の律法でした。この律法を破る時、「人間は必ず死ぬ」 と宣言されています。なぜなら、食べてはならないという神の律法に逆らうことは、罪だからです(第1ヨハネ3:4)。そして、罪の支払う報酬は死なのです。(ローマ6:23)

◆人間に起こった変化
 アダムとエバが、善悪の知識の木から取って食べたその時から、人間に大きな変化が起こりました。

 「そのとき、人とその妻は、ふたりとも裸であったが、互いに恥ずかしいと思わなかった。」 (創世2:25)

 神が創造された多くの生物は、毛で覆われています。しかし、あらゆる生物の中で、人間だけが神の似姿として創造されました(創世1:26-27)。人間は、神の栄光を着物としていたのです。裸であっても、栄光を着ている彼らは、恥ずかしいとは思いませんでした。しかし、神の戒めを破ったことで、栄光の着物を失うことになり、自分たちが裸であることに気が付きました。

 罪を犯した人間は、その日、霊的に死んでしまったのです。神の栄光は消え去り、光の世界から闇の世界に入ってしまいました。神の栄光を失い、善悪の知識を得、闇の中で自分たちの恥ずかしい裸の姿に気が付いたのです。

 
 
 
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