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5.

新しい罠
現在、日本でも多くのイスラエル支援団体やメシアニック・ジューの働きが起こされています。これら一つひとつが、尊い神の働きを担っています。必要に応じて病院にいろいろな科があるように、その働きにもさまざまな形があります。それぞれ違いがあるからこそ、お互いが必要なのです。自分たちができないことを他者がしているという事実を謙遜に受け止め、尊敬し、感謝しなければなりません。「私の団体こそより多く貢献している、あるいはより多くイスラエルを愛している」とは決していえません。また、他者を退けて祝福を得ようと貪欲になる必要はありません。神のふところは非常に大きく、すべての団体を祝福してくださることができるのです。しかし近年、どの団体を支援するかが口論の要因となっていることは非常に悲しいことです。これも悪魔のもう一つの罠といわざるを得ません。


◆イスラエルを真実に愛するために
 私たちは理屈や神学によってイスラエルを愛するのではありません。神のユダヤ人に対する思いを共有させていただいているのであり、「愛してやっている」という高慢なものではなく、「愛させていただく」という非常に謙遜なものです。人は一緒にいる人と同じ価値観を持つことを願います。相手を愛すれば愛するほどその思いは強くなります。私たちがイスラエルを愛することは、神の心に近づきたいと願うことであり、神を愛することの証です。神にとって大切なものは、自分にとっても限りなく大切なものだからです。この愛にどうして高慢が伴うはずがあるでしょう。イスラエルへの愛が本物であるなら、それは自分を取り囲む他者へも向かっていくはずです。愛は成長するものであり、どちらかを愛したからといって、片方への愛が減るものではありません。

 愛する皆さまのイスラエルに対する愛を、もう一度吟味してみてください。そして、悪魔の罠に陥っていないか、心静かに神と取り組んでみてください。真実の愛を貫いていくために、コリント人への第一の手紙13章をともに受肉しようではありませんか。
 
 「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、不正を喜ばずに真理を喜びます。すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。愛は決して絶えることがありません。」(第1コリント13:4-8)

 
 
 
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