BFP JAPAN 高田篤美 2002年1月
聖書には終末における預言がたくさん書かれていますが、その中でも最も大切な中心をつらぬく預言がこの三つです。再臨が起こるための三つの条件と言い換えることもできるでしょう。
- 全人類に福音が述べ伝えられること (マタイ24:14)
- イスラエル国家の再建 (エレミヤ30:38他)
- 全ユダヤ民族の救い (ローマ11:26)
「これらのしるしを見たなら、主が来られる日が近いことを悟りなさい」と聖書は語っています。では、これらの預言がどこまで成就しているのか、具体的に学んでまいりましょう。
◆全人類に福音は伝わったのか
多くの人が、「まだ全世界に福音が伝わっていないから、まだまだイエスさまはいらっしゃらないわよね?!」と言います。しかし、果たして本当にそうでしょうか。イエスが天に昇られてから実に2000年間、福音は休むことなく世界の隅々にまで伝えられてきました。
一番伝道が難しいと言われているのがイスラム圏ですが、福音は、まずあの中東地域に述べ伝えられました。そして最初の大リバイバルを経験したのもあの土地だったのです。現在「福音が広まっていない地域」とされている場所は、あくまでこの数世紀からの資料を基にしたものであり、それ以前のデータを含めるなら、「もうすでにほとんどの地域で福音が述べ伝えられた」と言うことができるでしよう。
またこの事実は、みことばからも確認することができます。ルカ伝21章24節で、イエスは次のように預言しておられます。「人々は、剣の刃に倒れ、捕虜となってあらゆる国に連れて行かれ、異邦人の時の終わるまで、エルサレムは異邦人に踏み荒らされます。」紀元70年、ローマとの戦いに敗れたイスラエルは、この預言どおり剣の刃に倒れ、捕虜となってあらゆる国に連れて行かれました。
ここでさらに重要なのは、その次に書かれている“異邦人の時の終わるまで”というおことばです。言い換えるなら、「異邦人の時が終わるまで、エルサレムはイスラエルの手に戻ることはない」ということです。現在エルサレムはイスラエルの手に戻っているでしょうか。はい。戻りました。約1900年ぶりに再び彼らはエルサレムを自分のものとしました。ですから、1967年にエルサレムを奪回した段階で、「異邦人の完成が成された」と言えるでしょう。全世界に福音が述べ伝えられることこそ、異邦人の完成の一つの印です。
◆イスラエル国家は再建されたか
これについては、言うまでもありません。答えは「イエス」です。イザヤ書43章5節に代表される「恐れるな。わたしがあなたとともにいるからだ。わたしは東から、あなたの子孫を来させ、西から、あなたを集める。わたしは、北に向かって『引き渡せ。』と言い、南に向かって『引き止めるな。』と言う。わたしの子らを遠くから来させ、わたしの娘らを地の果てから来させよ。」というみことばが、聖書のいたるところに書かれていますが、このとおり、1948年ついにイスラエルは国家として承認されました。
|