ここまで急成長した要因となる点をいくつか見てみましょう。
- 卓越した英才教育
数千年にもおよぶ迫害の歴史が、彼らの教育をより高度なものにしました。どんなに財産を持っていても、それらをどんなに上手に隠しても、必ず“物”は奪われてしまいます。しかし、脳の中に蓄えた財産は奪われることがありません。こうした命懸けの英才教育が、潜在意識を突き破った、卓越した頭脳を生み出しています。彼らの発想は非常にユニークで、決して常識の枠に捕らわれません。
- 軍備の強化と兵役中の教育
アラブ諸国(672)対イスラエル(1)という、圧倒的な大きさの違いを持つ仮想敵国に周囲を固められているイスラエルにとって、安全保障が国家の大きな課題となっています。そこで高校卒業後、男子は3年間、女子は2年間の兵役が義務づけられています。兵役中、彼らはさまざまな分野の学びをしますが、その水準の高さは世界一といえます。コンピュータの使い方からプログラムやシステムの構造に至るまで、当然の教育として全員の頭に叩き込まれます。また、国を守るために次々と技術革新が行われ、軍のために開発した技術が、民間の人々の生活に多いに役立っているのです。
- 人材の流入
前述のとおり、ソ連崩壊後たくさんの移民者がロシアから流れ込んでいます。彼らの中には、第一線で活躍していた技術者や科学者が多数含まれています。これらの人々が、ハイテク事業発展に貢献していることは言うまでもありません。
神の遠大なご計画 上記以外にもさまざまな要素がからみあって、ハイテク界における発展を遂げているわけですが、どの要素にも神の周到なご計画が垣間見えます。一見何の関係もないような要素が一つになって、ハイテク分野での世界評価を受ける結果を生み出しました。
私はこの事実を見るとき、イスラエルが国家として存続し続けていくために、主が自給自立の手段をお与えになったような気がしてなりません。ハイテク分野における躍進がどんなに大きなお金を生み出すかは、マイクロソフト社を見れば一目瞭然です。わずか四国ほどの大きさしかないこの国にとって、最高の分野における経済的成長の道が開かれたのです。祈りは聞かれる70年前、日本のクリスチャンが「イスラエル国家の回復」のために祈り始めました。当時は夢物語だったことが、主の御手の中で整えられ、今やイスラエルは自立に向かって着実に歩き出したのです。70年前に祈っていた人々は、すでに天国へ凱旋していますが、数十年を経た今、彼らの祈りがとうとう実を結びました。 |