たとえば、
- 「十字軍」はイスラム教徒に占領されている聖地パレスチナを取り戻そうと、十字架の紋を盾に持ち、胸に十字架をつけてヨーロッパから出発しました。1067年から1300年まで続いたこの十字軍の台頭は、ユダヤ教の会堂にユダヤ人を閉じ込めて焼くなど、数え切れないほどの反ユダヤ主義的な行動をとりました。
- 1481年からスペインで始まった宗教裁判は、ユダヤ人をキリスト教に改宗させ、受け入れない者には拷問を与え、受け入れた者でも、ユダヤ教のしきたりを続ける者は虐殺しました。
- 1492年には、キリスト教に改宗していないスペインのユダヤ人は財産をすべて没収され、国外へ追放されました。このとき、10万人のユダヤ人が行き場をなくし、文無しで放浪の旅に出ました。
- 19世紀には、世界の全ユダヤ人口の半分にあたる人々がロシアに住んでいました。1881年から1920年にわたって、ロシアではポグロムと呼ばれる大きな反ユダヤ主義が起こり、多くのユダヤ人が虐殺されました(私たち日本人は、ロシアはキリスト教国ではないと思いがちですが、このときはまだ共産主義国ではなくキリスト教国でした)。
- 今世紀には、誰もが知っている、ナチスによるユダヤ人の大量虐殺(ホロコースト)がありました(ユダヤ人にとっては、ナチスの人々はキリスト教徒です)。
ここに挙げたのは、キリスト教国がユダヤ人にもたらした迫害のほんの一部です。これらの迫害をとおして、ユダヤ人の心はイエス・キリストに対して石のように固い心を持っています。彼らの心が癒されなければ、イエスを救い主として受け入れることは不可能なのです。ユダヤ人を助ける人
このような理由から、ユダヤ人は世界のあわれみを受けることができず、迫害され続けてきました。もし私たちキリストの御体である教会が助けの手を伸べなければ、ユダヤ人たちの石の心は肉の心に変わることなく、救いにあずかることなく、苦しんでその生涯を終えてしまうことになります。
世界中に再び反ユダヤ主義が起ころうとしている今、今度こそ私たち教会が立ち上がって、ユダヤ人に愛の手を伸べ、イエスに導くべきではないでしょうか。このお仕事は、主が「おまえたち、頼むよ!」と御体である教会におっしゃってくださっているものではないかと思います。
|