- 「わたしはあなたがたを国々の間に散らし、」
これは、申命記28章64節の祝福とのろいの章の約束にも入っています。「主は、地の果てから果てまでのすべての国々の民の中に、あなたを散らす。」このみことばどおりに、ユダヤ人は現在、地の果てから果てまで散らされています。
- 「剣を抜いてあなたがたのあとを追おう。」
ルカ書21章24節にある、イエスのみことばの預言の成就について見たように、西暦70年には多くのユダヤ人がローマ軍の剣に倒れましたが、このレビ記26章33節では、剣が彼らの後を追う、と書かれています。そのとおり、ユダヤ人は20世紀に至るまで剣に追われました。
- 「あなたがたの地は荒れ果て、あなたがたの町々は廃墟となる。」
パレスチナの土地がどれほど荒れ果てていたかについては、前述の通りです。このみことばが成就したことを、私たちは歴史をとおして見届けているのです。
◆2000年間の神のみ業
イエスが昇天なさってから、クリスチャンはイエスの再臨を語り続けてきました。しかし、再臨がないまま約2000年が経ってしまっています。なぜ神は2000年もの間、何もなさらなかったのでしょうか。この2000年間、神は2種類のお約束の成就を待っていらっしゃいました。
◆ユダヤ人への約束
律法に書かれているのろいの約束が一つ残らず成就するまで、神は忍耐をもって待っていらっしゃったのです。いけにえを捧げることができなくなった彼らが、のろいを受けずに済む方法は何一つ残っていません。律法の中に書かれているのろいは、1900年かかって成就しました。
◆異邦人への約束
神は、聖書に書かれている異邦人への約束を成就なさいました(イザヤ49:6、ルカ2:32、ローマ11:11)。また、イエス・キリストの福音を全世界に伝え、異邦人に救いをもたらし、異邦人に光を与えてくださいました(使徒13:47)。
この2000年の間、神はユダヤ人と異邦人の両者への約束を果たされました。そして、ユダヤ人が律法を守らなかったときののろいの約束がほとんど成就するころ、ユダヤ人を祖国に戻され始めたのです。
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