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◆イエスの預言

 「ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、自分に遣わされた人たちを石で打つ者。わたしは、めんどりがひなを翼の下に集めるように、あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。それなのに、あなたがたはそれを好まなかった。見なさい。あなたがたの家は荒れ果てたままに残される。あなたがたに告げます。『祝福あれ。主の御名によって来られる方に。』とあなたがたが言うときまで、あなたがたは今後決してわたしを見ることはありません。」(マタイ23:37−39)

 「見なさい。あなたがたの家は荒れ果てたままに残される。」というみことばは、律法や預言者のことばの中に、何度も繰り返し書かれています。現在パレスチナと呼ばれているユダヤ人の土地が、人が住まなくなるほどに荒れ果ててしまうという預言です。

 また、イエスはマタイ13章14-15節で「イザヤの告げた預言(イザヤ6:9-10)が彼らの上に実現したのです。」と言われ、彼らの心の鈍さを預言されました。イザヤが語っている言葉を見てください。

 「私が『主よ、いつまでですか。』と言うと、主は仰せられた。『町々は荒れ果てて、住む者がなく、家々も人がいなくなり、土地も滅んで荒れ果て、主が人を遠くに移し、国の中に捨てられた所がふえるまで。』」(イザヤ6:11-12)

 「主よ、いつまでですか。」という質問の答えは、「町々は荒れ果てて、住む者がなく、家々も人がいなくなるまで」です。そのときが来るまで、彼らは連れ戻されません。これらの成就を歴史が語っています。

  1. 16世紀からトルコによって治められるようになったこの地は、18世紀の末には荒れ始め、肥沃な土地であるガリラヤ地方やカルメル山あたりの森は丸裸となり、住みにくくなったこの地から人々は離れていき、地主不在の地となりました。

  2. 19世紀には、この土地はほとんど人が住まないほどに荒れ果ててしまいました。1867年にパレスチナを訪れた作家マーク・トウェインは、「肥沃な土地であるにもかかわらず、荒れ果て、完全に雑草に乗っ取られていた。そしてただ静かな嘆きだけが広がっていた。」と言いました(『無邪気な当惑者達』より)。

  3. 20世紀の初期、イギリス人がやってきたときも、同じように人口は乏しく、多くの村は無人になっていたと報告されています。

 マタイ23章38節のイエスの預言のことば、「あなたがたの家は荒れ果てたままに残される。」が確実に成就したことを、歴史は語っているのです。39節では、「あなたがたに告げます。『祝福あれ。主の御名によって来られる方に。』とあなたがたが言うときまで、あなたがたは今後決してわたしを見ることはありません。」とおっしゃっています。この「あなたがた」とは、律法学者・パリサイ人たちであることを忘れてはなりません。この人々がイエスに向かって、「祝福あれ。主の御名によって来られる方に。」と言うときまで、ご再臨はないのです。

 

 
 
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