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 ことばは神であり、ことばは創造主であることが書かれています。ヨハネの福音書はギリシャ語で書かれていますが、「ことば」というギリシャ語は二種類あります。

  1. レイマ:語りことば。生きていることば。進行形のことば。
  2. ロゴス:書かれていることば。

 ヨハネ1章で使われている言葉はロゴスです。1章14節では、このロゴスが受肉され、人間になられたと書かれています。ユダヤ人でイエスを信じているメシアニック・ジューの中には、この個所を、トーラー(律法・モーセ五書)が受肉されたと解釈する人もいます。

 神のことば(ロゴス=書かれていることば)とは、律法です。イエスは、こうおっしゃいました。
「わたしが来たのは律法や預言者を廃棄するためだと思ってはなりません。廃棄するためにではなく、成就するために来たのです。まことに、あなたがたに告げます。天地が滅びうせない限り、律法の中の一点一画でも決してすたれることはありません。全部が成就されます。」(マタイ5:17-18)

 「律法の一点一画も決してすたれることはない。すべてが成就される」とは、いったいどういう意味なのでしょうか。「天地が滅び失せない限り……」と言われていますから、天地がまだ滅びていない現在、律法は全くすたれていないということになります。クリスチャンの中には、「律法は守らなくてもよい」と考え違いをしている人たちがいます。また、異邦人は律法に関係ないと考える人たちもいます。しかし聖書によれば、律法の一点一画もすたれていないことになります。律法には「すべての掟に従わなければ、あなたはのろわれる。」と書かれています。つまり、私たちは本来、のろいを受けるべき者たちなのです。しかし、イエスの受肉と十字架があったからこそ、そこから解放されました。

◆のろいの成就
 神の御言葉(ヨハネ1:1)、そして宇宙の創造主ご自身(ヨハネ1:3)が受肉されました。それがイエスです(ヨハネ1:14)。イエスは、律法に書かれている、あらゆるのろいをご自身の身に受けて成就してくださいました。

 「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。」(ヨハネ1:14)

 「というのは、律法の行ないによる人々はすべて、のろいのもとにあるからです。こう書いてあります。『律法の書に書いてある、すべてのことを堅く守って実行しなければ、だれでもみな、のろわれる。』ところが、律法によって神の前に義と認められる者が、だれもいないということは明らかです。「義人は信仰によって生きる。」のだからです。しかし律法は、「信仰による。」のではありません。「律法を行なう者はこの律法によって生きる。」のです。キリストは、私たちのためにのろわれたものとなって、私たちを律法ののろいから贖い出してくださいました。なぜなら、『木にかけられる者はすべてのろわれたものである。』と書いてあるからです。」(ガラテヤ3:10−13)

 イエスは、のろいを木に(十字架)にかけて、私たちを律法ののろいから贖い出してくださいました。

 
 
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