[4]BFPが「救出」に取り組む理由は何ですか?
ナチスの反ユダヤ主義は、1933年から起こりました。多くのユダヤ人は、「この迫害はすぐ終わるだろう」と思っていました。しかし、いよいよ最悪の状況を迎えたとき、彼らを引き受けてくれる国はありませんでした。せっかくナチスの手から逃れても、行く場所がなかったために、再びナチスの手に落ちた人々もいます。その結果、600万人のユダヤ人が虐殺されました。このような出来事が再度起ころうとしている今、やっと帰る国ができた彼らを、祖国へ連れて行かねばなりません。彼らに出国が許されている間に……
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なぜ、クリスチャンが「救出」に関与しなければならないのですか?
2つの理由があります。
1:キリストの名のもと、ユダヤ人が迫害されてきたため
ユダヤ人は、紀元70年に国を追われ神殿を無くした後、世界を放浪していますが、多くのキリスト教国が、彼らを“キリスト殺し!”と呼んで虐殺し、迫害してきました。
たとえば、十字軍はキリストの栄光のために、聖地・パレスチナを取り戻そうと、十字架の紋を盾に、胸に十字架をつけて1096年から1300年まで、ヨーロッパからパレスチナへ何度も行進をしました。そして、その行く所々でユダヤ人を見つけては惨殺しました。ユダヤ教の会堂に彼らを閉じ込め、生きたまま焼き殺すなど、数え切れないほどの反ユダヤ主義的行動が行われたのです。会堂が燃え尽きる間、十字軍は主に賛美しながらその回りを行進しました。
また、1481年に始まった、スペインにおける宗教裁判では、キリスト教に改宗しないユダヤ人には拷問を与え、また改宗しても、ユダヤ教のしきたりを守ろうとするなら、すぐに命を奪いました。1492年には、全財産を没収し、10万人のユダヤ人をスペインから追い出しました。19世紀には、ユダヤ人人口の半分にあたる人々が、当時キリスト教国であったロシアに住んでいましたが、1881年から1920年にわたって、ポグロムと呼ばれる大きな反ユダヤ主義が起こり、多くのユダヤ人が虐殺されました。今世紀に入ってからは、ナチスによる大量虐殺(ホロコースト)がありました。ユダヤ人にとって、ナチスの人々はキリスト教徒であり、「日曜日の朝になると、ナチス兵士たちは教会に行き、午後には、私たちをガス室に入れていた。」と語っています。また、ヒットラー自身は、クリスチャンを自称していました。
このように、ユダヤ人の心は、キリストの名によってつけられた傷で一杯です。ですから、クリスチャンには彼らにイエス様の真の愛を伝える責任があります。主の本当の温かさを経験していただく、謝罪のお仕事をするべきです。それによって、初めて、「私たちを迫害したのは、本当のクリスチャンとは全く違うグループであった」ことを知るのです。
2:神の絶対的ご計画のため
聖書では、「地のすべての国々に散らす」と預言されています。その半面、「あなたの神、主は、あなたを捕われの身から帰らせ、あなたをあわれみ、あなたの神、主がそこへ散らしたすべての国々の民の中から、あなたを再び、集める。」(申命記30:3)とも言われます。
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