TEXT. B.F.P. Japan 編集部
フードバンクを統括しているBFPイスラエル本部の役割と働きについては、これまであまりお伝えしてきませんでした。そこで今回は、国際的な総元締めのイスラエル本部にスポットを当て、その働きをご紹介したいと思います。
イスラエル本部の役割
実は、イスラエル本部とフードバンクは別々の場所にあります。本部はバリバリのユダヤ教徒が集中しているエルサレムの中心部・メアシェリームの近くにあり、フードバンクはエルサレム郊外の工業地帯にあります。本部は7年前に現在の建物に移ってきました。1905年にエチオピアの女王によって建てられた、歴史ある建造物です。すでに百年以上が経過しているので、ときどき修繕を必要としますが、手を掛ければ掛けるほど愛おしさが募り、BFPのメンバーにとって、とても大切な場所になっています。
BFP本部のロビー
BFPのミッションステートメント(宣教声明)には、BFPがなぜ存在しているかが書かれています。それは、(1)ユダヤ人とクリスチャンの間に架け橋を築き、両者の間に和解を実現すること。(2)全世界の祝福となり救いを実現すること。(3)神の預言に参加し、再臨の備えをすることの三つです。BFPでは、教宣活動と物質支援を通してこれらを実践しています。なぜ和解の架け橋が必要なの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。これを理解していただくために、ユダヤ人記者が書いた、『エルサレム・ポスト』の新聞記事をご紹介します。
中庭
「クリスチャンがイスラエルに来てまずすることは、次の三つのことだ。ユダヤ人の文化を奪うこと、ユダヤ人の宗教を奪うこと、そして、ユダヤ人のアイデンティティーを形成するものすべてを取り去ってしまうこと。このようなことをするクリスチャンたちの行く場所は地獄だ!」
何とも強烈な言葉です。このような記事が、日本でいえば朝日新聞に匹敵する、イスラエル最大の新聞に掲載されるのは、大変ショッキングなことです。
ここからも分かるように、クリスチャンはユダヤ人の魂を奪い取る者、と認識しているユダヤ人がいます。実際この記事には、世界中のユダヤ人から多くの反響があったといいます。彼らは皆、口をそろえて、「はい! われわれはクリスチャンに話しかけてもらいたくないです!」と表明しています。