|
|
 |
 |
 |
 |
もう一つ重要なラッパの祭り(新年の祭り)には、りんごとはちみつを配っています。このりんごは渋い味のものです。それは、エジプトの地での苦労と、神さまがユダヤ人をイスラエルへ導いてくださったことを忘れないようにという意味があります。それで、渋いりんごにはちみつをつけて食べるのです。これには、「甘い一年でありますように」という意味も込められています。祭りを守ることは、神さまの御心を知り、主と出会うことにつながります。プリム祭は子どもたちが楽しむ祭りです。ですからピーターはお菓子やキャンディを配っています。
フードバンクでは、食物を届けている人々はもちろんのこと、食物の仕入先である業者の人々とも個人的な関係をもつように心掛けています。ある業者は、フードバンクにただコーヒーを飲みにきたりします。「ああ、ここは天国みたいなところだなぁ?」などと言いながら、くつろいでいくのです。こうして個人的な関係を楽しみ、神さまの話をする機会が与えられていきます。また、農家から落穂ひろいをしてよいとの申し出があった際には、フードバンクのスタッフは落穂ひろいに出掛けます。トマトやキュウリなど、落穂ひろいで得られる食物もあります。
ピーターは言います。「最も素晴らしいことは、フードバンクはエルサレムにだけあるのではなく、支援者の皆さんや、各国のスタッフ一人ひとりの心の中にもあるということです!」と。働きを皆で分かち合うことによって、栄光の冠を一人ひとりが受け取ることができます。だからこそ、この働きは素晴らしいのだと感じます。
フードバンクを訪ねてくる人々の中には、決してBFPの方向に背を向けないという人までいるそうです。ユダヤ人が嘆きの壁で祈るときに、壁に背を向けず、後ろ向きに歩いて離れる人がいるそうですが、それと全く同様のことをBFPの建物に対してするのです。それは、BFPの食物支援によって、自分たち家族の命が守られたことを、心から感謝しているからこその行為なのです。
破産状態の小さな町々へ
ピーターは以前、BFPの経理を5年間担当していました。2003年のある日、ガリラヤ湖畔のギノサールというところで集会があったとき、神さまからはっきりとビジョンを頂きました。それまでもずっと、フードバンクで働きたいと願ってはいましたが、そのときに、「ダンからベエル・シェバに至るまで、イスラエル全土の町々に対してフードバンクの働きを行う!」というビジョンが与えられたのです。神さまはピーターに、幻の中で、生まれたての小鹿を見せてくださいました。その小鹿には母親がおらず、周りには休むための木陰もありませんでした。そこで、「その小鹿の母親になり、あなたが世話をするように」と語られたというのです。こうして、願っていた道は開かれました。
タウンサポート・プログラムではまず、町の市長や重職にある人々との関係を築いていきます。そして、その町に住む、食物や物資を必要としている人々をピックアップしてもらいます。このプログラムが始まって3年、北はダンから約2・5キロ離れたキリヤット・シモナという町から、南はベエル・シェバより遥かに南の町々にまで支援を行っています。現在は12のコミュニティー(共同体)に捧げています。
|
|
|
 |
|
 |
|
|
|
|