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また、大工チームの献金が激減していることも深刻な問題です。家屋修繕の必要は非常に多いのですが、収入が減ってしまった今、できる働きは必要最低限のみに縮小されました。家の修繕に出向くための、車のガソリン代にも事欠く状況だからです。大工チームの必要はガソリン代のみにとどまりません。
家屋修繕にはさまざまな材料が必要です。また、実際にユダヤ人の家庭に入っていく彼らは、ストーブや冷蔵庫、洗濯機のない家など、そこで必要の現実を目の当たりにします。以前はそのような家庭に、ストーブを提供していましたが、今は財政的にその余裕がありません。
もはや以前と同じように援助することができない状況に、頭を抱えています。チームとして、目の前にある必要に応えられないこと、以前ならできたことを「NO」と言わなければならないのは、辛いことです。
なぜ大工チームが必要か
フードバンクでは、食料や生活必需品などさまざまな支援を用意しており、多くのユダヤ人がそれを受け取るためにフードバンクを訪れます。ですからフードバンクのスタッフは皆、貧しいユダヤ人と毎日のように接しています。
しかし、ユダヤ人の実際の生活に、文字通り「足を踏み入れる」ことができるのは、大工チームのメンバーだけです。クリスチャンであるBFPのスタッフが、ユダヤ人の家に入れてもらうことは、実は大変なことです。クリスチャンや異邦人に対して心に壁をもつユダヤ人にとって、クリスチャンであり、外国人のみのスタッフなど、最も家に入れたくない種類の人間だからです。
大工チームは発足以来、5千件以上の家屋を修繕してきました。それらの家庭はほとんどが困窮を極め、劣悪な環境で社会福祉援助を待っています。
社会福祉事業部からの要請を受けて初めて出動するBFPの大工チームは、切迫した必要を抱え、どん底の暮らしをする人々と接しています。一つのアパートに2、3世帯が住んでいるような家庭に入っていくこともあります。下水が詰まり、悪臭のただよう不衛生な環境で働くこともあります。クリスチャンだからと疑いの目を向けられ、玄関先で追い払われることもあります。そのような中でも嫌な顔一つせず、キリストの愛をもって黙々と一心不乱に修繕する彼らの姿は、言葉以上の力をもって、支援を受ける人々の心に語りかけてきました。
左上の写真で、デコボコの壁が新品同様に真っ白でなめらかに変わっている様子がお分かりいただけると思いますが、BFP大工チームの家屋修繕のクオリティは非常に高いものです。単に壊れた所を直すだけの工事にとどまらず、その家に住む人が何を望んでいるのか、どうすればもっと快適に過ごせるかを考えて修繕します。
上:修繕前 下:修繕後
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