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証しの宝庫、エルサレムにある
BFP本部フードバンクのご紹介、
今回は「食料支援レセプション
(受付)」です。
レセプション担当のボリス・リーベルマン
帰還者との最初の接点として
ボリス・リーベルマンの仕事は、食糧支援を受け取りに来る帰還者の受付で、彼らの最初の窓口となります。ボリス自身、19歳でイスラエルへ帰還したユダヤ人の一人です。ボリスという名は、ヘブライ語でバルーと言い“祝福”という意味があります。彼は、帰還してからイスラエルで生活を確立させるまでのプロセスを、すべて自分自身が体験しました。ですから、フードバンクに来るユダヤ人が、どんなに辛く不自由な思いをし、どのような困難に直面しているか、痛いほど理解しています。だからこそ、彼らと真心のこもった良い人間関係がもてるのです。
外国へ移民する苦労は、経験者にしか分からないものです。病院へ行くことや、ちょっとした買い物をするにも、右も左も分からない状態から始めなければなりません。生まれ育った故郷には、心の通った人々がおり、自分の存在が根付く土壌もあります。しかし、外国へ移民することは、違う文化、違う言語の中へ入って行くことです。そこで自分のアイデンティティーを再構築していかなければなりません。これは本当に辛く大変な作業です。
自国で高い水準の教育を受けてきた人でも、就職先を探すことは至難の業です。さまざまな困難を極める中で、自分は誰からも尊敬されず、不必要な存在なのではないかと悩み始め、次第に気持ちが沈み込んでいきます。中でも金銭的な問題は、彼らが落ち込む最も大きな要因です。
なぜ支援が必要なのか
フードバンクの働きは、単なる食料支援ではありません。帰還したユダヤ人が、イスラエルの地で霊的に豊かに生きていけるよう励まし、助けるための働きでもあります。
帰還後3年から5年が経つと、多くの人がある程度の生活水準に達します。若くて手に職のある人たちは、すぐに職を得て生活を立て上げることができます。しかし、たとえそのような恵まれた人であっても、初めの一年間はやはり、食物のみならず、さまざまな必需品に事欠く生活を余儀なくされます。
イスラエル生まれのユダヤ人は、帰還者の苦労を知りませんし、はるか昔に帰還した人々は、当時の苦労を忘れ去っています。そのため、新しい帰還者への理解に乏しいところがあります。また、自分たちのことで十分忙しく、帰還者に対して忍耐をもって接する時間がありません。買い物に行っても、言葉が不自由でお金を余り持っていない彼らに、店の人々は暖かく接してくれる訳ではありません。
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