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心の傷が溶かされるとき
ルツさんという80代の女性は、ジェームスが仕事で出会った友人の一人です。これまで、事あるごとに夫婦で彼女の家を訪問してきました。ある日、ルツさんがジェームスに「誕生日ケーキを奥さんに渡してほしい」と電話をしてきました。その日が誕生日だとは特に話していなかったのですが、これまでのお付き合いの中で、ルツさんは奥さんの誕生日をしっかり覚えていてくれたのです。また編み物なども教えてくれ、ジェームス夫妻をまるで自分の実の子どものように可愛がってくれます。
ルツさんの両親は、ポーランドでホロコーストの犠牲となり虐殺されました。今でも心の傷が深すぎて、誘ってもホロコースト記念館へは行くことができません。深い痛みを抱えている彼女ですが、ジェームスたち夫婦は、ルツさんがいつかきっと神の導きによって救いを受けることを信じて暖かく接しています。
また、同じく年配の女性で、ジェームス夫婦をエンジェル(天使)”と呼んでいる人もいます。今ではアパートのカギを預かるほど信頼を得ています。そして、こんなに素晴らしい働きを他では見たことがないと言ってくれています。
「神は私の祈りを聞き、このような天使を私のところへ遣わしてくださった」と大変喜んでいます。ある時ついに、彼女はこんなメッセージを残してくれました。
「私は本当に主を信じます。私の天使たちへ」。
関係作りから生まれてくる証しこそが、彼ら大工チームを次の働きへと進める原動力です。帰国しなければならないチームのメンバーも、「帰りたくない、もっと仕事がしたい……」と涙を見せるほど、チームは皆この仕事を愛しています。
ジェームスは言います。ローマ人への手紙11章に、「……かえって、彼らの違反によって、救いが異邦人に及んだのです。それは、イスラエルにねたみを起こさせるためです。」と書かれているように、ユダヤ人にねたみを引き起こさせることができるように、私たちを見たときに彼らにイエス・キリストが見えるように、愛をもって仕事をしたいのだと。
そして、日本でユダヤ人をとりなし、彼らのために働き祈っておられる人々へ、ジェームスからのメッセージです。「『私の仕事がベストジョブ! これ以上最高の仕事はない!』と思って行うなら、最高の仕事ができますよ!」。
笑顔の家屋修繕チーム
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