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たとえば日本には、年間64人の里子を支援している方、毎月10人の支援を何年間も続けている方もいます。そうした方々に、同じ出身国のユダヤ人ばかりでなく、さまざまな国々のユダヤ人をご支援いただけるよう工夫しています。里子の中には、老夫婦もおり、7人も子どもがいる大家族もあり、若い夫婦やシングルマザーなどもいて、人生の縮図がそこにあります。
架け橋を築くために
里親と里子との関係づくりには、特に力を注いでいます。双方の関係が築かれることによって、里子たちがクリスチャンの愛を知り、やがて少しずつ心を開いてくれるようになるからです。ペギーたち担当者は、常に自分たちのことを書いた手紙を里親に送るように里子に薦めています。里子が書く手紙は、彼らのさまざまな言語で書かれていますから、いったんすべて英語に訳さなければなりません。それも大事な仕事の一つとなります。その後、日本のオフィスで日本語に訳され、里親へ送られています。文通は彼らの心に温かい炎を灯す種火となります。里子からの最初の手紙は、彼らのイスラエルにおける第一声ですから、とても大切なものになっています。
また、月々5千5百円の支援以外にも、誕生日や特別な記念日などに合わせて、もっと里子を祝福したいと願う里親の皆様から『特別献金』が送られてきます。BFPでは、この献金を現金のかたちではお渡ししていません。同額のバウチャー(金券や商品券のようなもの)に換えてお渡ししています。これは、現地のスーパーなどで使用することができます。現金で渡すと麻薬を買ったり、お酒を買ったりしてしまう危険性があるからです。
支援金ばかりではなく、贈り物を送ってくださる方もいます。荷物が届くと、それはそのまま里子に届けられます。日本からもたびたび素敵なカードが届いています。手作りのカードもたくさんあります。それを見て里子たちは、自分たちが愛されていること、祝福されていることを肌で感じ取り、幸せを感じるのです。
里親には必ず、里子のバックグラウンドについての説明と、彼らの写真が送られてきます。それを見て毎日、里子たちの救いを祈る里親がたくさんいます。この祈りこそが偉大なるパワーを発揮しています。これまでに、里親プログラムを経て主を知った人々は、数えきれません。このようにして、里親の皆様が捧げてくださった祈りは、一つも無駄になることなく、御国に積まれています。たとえ直接伝道はできなくても、神がそれらの祈りに答えてくださっているのです!
感謝の架け橋
半年前から、1年間のプログラムの終了前に、「ありがとう」の気持ちを伝えるため、里子から手紙を書く習慣が始まりました。手紙は、里子が里親にどれほど感謝しているかを表す重要なものです。里子が学生であれば、「食料や日用品の心配をせずに、学業に専念することができました」などの感謝を里親に伝えます。この手紙は里親にとっても、引き続きユダヤ人帰還者を支援していこうという原動力になっています。
里親プログラムでは、手紙の翻訳だけではなく、里親と里子の面会の手配も行っています。この春、日本人の里親が来られたときには、お互いの贈り物を交換し合っていました。そんな姿に、担当者も感動せずにはいられません。ユダヤ人に対して、世界中から非難が集中し、彼らは孤立しています。しかし、この里親プログラムを通して、日本のような遠い国の人々、そして世界のいろいろな国の人々が、ユダヤ人に愛を示そうとしていることを知ってもらうことができます。
「なぜ、そんなことをしてくれるの?」と彼らに聞かれたとき、「聖書に書いてあるように、神があなた方を愛しているように、私たちもあなた方を愛しているからですよ」と伝え、証しすることができる働きでもあるのです。
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