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TEXT. B.F.P. Japan 編集部

里親プログラム担当のペギー

 ご存知の通り、BFPにはさまざまなプロジェクトがあります。各部門がまさに証しの宝庫。その中でも今回は、『里親プログラム』を担当するイギリス・ウェールズ出身のペギーの証しをご紹介します。

まずは心のケアから
 『里親プログラム』は、イスラエルへ帰還したばかりで、何も持たないユダヤ人が、まず生活の第一歩を踏み出せるように援助の手を差し伸べる働きです。また、そんな孤独を抱えた彼らと、個人的な関係を結ぶための働きでもあります。里子へのサポートは、基本的に1年間のみ。最初に1〜2週間分の食料、バスのチケット、子どもたちの通学定期、ウルパン(語学学校)へ通うための通学定期、などを渡します。

 里親プログラムは、数あるプログラムの中でも、最も複雑で難しいとペギーは言います。里親は通常、里子に質問したいことが山ほどあるものです。ペギーたち担当スタッフは、その間を仲介する働きも担っています。里親と里子の架け橋になるのは、とても手間ひまがかかるうえ、深く入り込まなければなりません。

 アウトリーチセンターへ面接にやって来るユダヤ人は、帰還後間もない人から、時には2年以上たっている人もいます。彼らのほとんどが、生涯で初めて誰かの助けを受けることになった人たちであり、心もプライドも傷ついています。

 イランでの拷問から逃れて来た人、ロシアの貧困に追い詰められた人、神の声に従って来た人など、出身地や背景はさまざまですが、彼らは皆ユダヤ人だというだけで迫害を受けてきた人たちです。そのため、面接のとき、その感情を爆発させる人たちが多くいます。スタッフは主にあって心のタフさ、そして受容力が要求されます。

面接を経て
アウチリーチセンターの面接室で。右は翻訳と里親プログラム担当のナターリア。「本当に、ここでは心を動かされることなしに働くことはできません」とナターリア。

 面接では彼らの人生や家族について聴きます。その情報は日本の事務所へ送られ、訳されます。サポートを1年間と設定しているのは、里子がいつまでも支援に頼らないように、彼らが自立できる機会を奪わないようにするための配慮です。仕事を得るためにヘブライ語を学び、イスラエルでの新しい生活を踏み出していけるように支援をします。

 1年間が終了すると、里親は支援してきた里子とは寂しいようですがお別れです。そのまま支援を続けられる里親の方には、継続して新しい里子を援助していただきます。必ずしも、一人の里親が一人の里子を支援しているのではなく、複数の里子を支援することもあります。
 
 
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