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◆はざまの若者たち
彼らは日本の若者と少しも変わるところはありません。旅行や遊ぶことが大好きで、ファッションや恋人の話に花を咲かせる、どこの国にもいる典型的な若者たちです。しかし、決定的に違うのは、死と隣り合わせの中で、自分の人生を、どう生きるかということを追求しなければならない点です。
子どもが兵役に就いている間、母親は「今日も無事だったよ! これから寝るから、お母さんも安心して休んでね。」という電話を受け取るまで、床に就くことができません。たとえそれが何時になったとしても……。命の保証のない彼らの家族関係は一層密接なものになります。親や家族に対して腹を立て、「バカやろう!!」と、悪態をついたまま最前線に向かうことはできません。もしかすると、それが最後の言葉になってしまうかもしれないのですから。こんな環境は、彼らがいつまでも子どもでいることを許しません。早く大人にならなければならない国、それがイスラエルなのです。
彼らに負わされているのは、精神的なプレッシャーだけではありません。日々の任務に加え、物資の欠乏に直面しています。特に、ロシアやアルゼンチンなどの地域から移民してきた貧しい家庭の子どもたちは、たった一つしかない下着や靴下を、来る日も来る日も洗って履かなければなりません。水道設備が悪い、あるいは任務で疲れ果てて洗うことができなければ、何日でも汗まみれの下着と靴下を履き続けることになります。たとえそれがどんな匂いを発していようとも。そればかりか、歯磨き粉や歯ブラシといった、必要最低限の品にも事欠く兵士がいるのです。
戦争や土地問題に対して、多くの恊ウしい揩ニ思える意見があります。しかし、中東の問題はあまりにも複雑で、これが正しく、これが間違っているという判断を、私たちが下すことはできないと、中東を知れば知るほど思わされます。また、その背後には、血肉によらない、霊的な戦いがあるのです。霊的戦いは、その複雑さを一層ねじれた混乱へと導きます。そのはざまにあって、人の壁となって戦っているのが若者たちです。
国は制服と住居、一部の食事を提供するのが精いっぱいです。私たちBFP(ブリッジス・フォー・ピース)は、『ジョイバスケット』に下着、靴下、歯磨き、せっけん、シャンプー、お菓子などを詰め込んで、彼らに届けています。砂漠の中で、ほこりまみれになって働く彼らに、せめてさっぱりと体を洗い流して、気持ちよく床に就いてもらいたいと、子どもを心配する母親のような気持ちで、一つ一つ心を込めて配っています。
目を輝かせてバスケットを受け取る時の彼らは、18歳の青年そのものです。疲れ切った彼らの口に入るチョコレートの甘さは、多くの言葉で愛を語る何倍もの力で彼らの心を溶かすことでしょう。
皆様、どうか彼らの母親になっていただけないでしょうか。我が子を思うように彼らの命と生活のために祈り、同時に、敵対する人々に立ち向かっていくという精神的ダメージを受ける任務が、一日も早く終わるように。多くの若者が口にする、「僕たちとパレスチナ人は兄弟です。一日も早く、彼らと仲良くしたいのです。」という、心からの願いが実現するように。そして、我が子の靴下を心配する気持ちで、ジョイバスケットへの献金をお贈りいただければ幸いです。
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