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北の国々にとどまり続けるユダヤ人。彼らの状況は、今まさに、日に日に悪化しています。「誰か、この状況から何とか助け出してくれないものか!!」「神さまー!!」……イスラエルや他の国へ移民しようにも、食べ物さえ事欠く彼らが、必要な書類を作るお金も、旅行資金も出せるはずがありません。
しかし、神は、大いなる御業を成されるお方です。冒頭に掲げた「北に向かって、引き渡せ、と言う」――そのみことばを成就してくださっているのです。鉄のカーテンの崩壊直後、1990年代だけでも100万人 ――イスラエル国が成ってから移民してきた総数のうち、約3分の1が、この時期に集中しました。2000年度に入ってからは、この帰還の波が若干減少しましたが、それでも途絶えていません。
インティファーダ(パレスチナの武装蜂起)が続く中、その大きなダメージを受けたイスラエルの経済は、以前にも増して逼迫していますが、福祉予算をカットしつつも、移民受け入れは国の最重要課題の一つであると、可能な限りの支援を行っています。2003年度だけでも、旧ソ連から1万2383人(一日平均34人)のユダヤ人が戻ってきました。主の御業は、今も前進し続け、預言は成就し続けているのです。
出エジプトの時代、バビロン捕囚の時代、2千年間にわたる離散、そしてホロコースト……神はユダヤ人を愛し、苦しみの中にある彼らを決してそのままにはしておかれず、彼らの叫びを決して聞き逃されることはありません。ハレルヤ!!
救出作戦の緊急性
この時期、BFPのプログラムの中で、特に緊急性を抱え、覚えて祈り、ご支援いただきたいのが『救出作戦プロジェクト』です。私たちBFPは、ロシアやウクライナ、旧共産圏の各地にフィッシャーマン(漁師)と呼ばれる活動員を派遣しています。
彼らは現地の言葉を話すことのできる働き手であり、イスラエルの関連機関や他のクリスチャン支援団体とネットワークを保ちながら、今日も一人、明日も一人……と、助けの手を求めて待っているユダヤ人を発見・救出すべく北の大地を走り続けています。
現在、この救出作戦を通して、絶望のふちに立たされていたユダヤ人が、「自分たちは見捨てられていなかった!!」という希望を受け取っています。多くのユダヤ人が帰りたいと切に願っていますが、プログラムの枠が限られているため、全員を一気に救出することができず、順番待ちになっています。今やリストの名前は増える一方です。
とうてい支払うことのできなかった、出国許可書を取るための費用、パスポート作成の費用、出発する港や空港までの交通費、時には衣服や靴などを購入する費用も賄うことができるようになりました。移民する日が来るまでの必要な物資も援助されます。ユダヤ機関では、移民を願う人々のために、航空運賃まで負担してくれます。
ユダヤ民族の悲願である、2千年間夢に抱き続けてきたシオンへの帰還が実現することを、旧共産圏のユダヤ人は大きなあこがれをもって待ち焦がれているのです。
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