皆様の尽力とBFPの働きが一つになるとき
今年1月、BFPにとって、「働きの実が、実り始めた……」と実感させる出来事が起こりました。『Christian
Allies Caucus(クリスチャン支援者幹部会)』という組織が、イスラエル国会内に創設されたのです!
これまで、イスラエルの人々の生活を守るために成してきた、クリスチャンによる数々の貢献に、イスラエルの政治家たちが感謝を表明しています。そして、さらに相互関係を強め、連帯を図りたいというのがこの組織の目的です。これまでのイスラエルにおけるクリスチャンの活動に、一つの公の大きな評価が与えられました!
会の発起人は、国家連合党のユリ・スターン氏、そして意外なことに、あの宗教政党シャスのヤイル・ペレツ氏だったのです。シャスといえば、これまでイスラエルでのクリスチャンの動き、またメシアニック・ジューの動きに対して攻撃的で、さまざまな手段で私たちを排除しようとしてきた、超正統派の宗教政党です。
この会のクリスチャン側代表者の一人として、BFP国際会長のクラレンス・ワーグナー師が選ばれました。イスラエルの外務省では、国外に外交官を派遣する前に「キリスト教」を学習する研修制度を設けていますが、その講師をワーグナー師が務めています。この好機を用いて、ワーグナー師はひたすらみことばに根差したキリスト教を説いています。普通の状態なら決してあり得ない、「公の場で福音を説く」という現場となっているのです。
BFPがエルサレムで産声を上げた当時、「クリスチャン」と聞くだけで、人々からあからさまに敵意を向けられた日々からは、想像もできないような出来事が今、起こっています。私たちはやっと、ここまで来られた……それが、これまで30年近くイスラエルで戦い続けてきた、BFPの正直な実感です。
戦い、そして戦い
数年前、BFPは「食べ物で人々を釣って、キリスト教に改宗させている」と告発され、裁判に掛けられました。イスラエルでは、物質を用いての伝道活動は許されていません。イスラエル現地で働くスタッフ、ボランティアたちは、「私たちは言葉でなく、行いを通して主イエスの愛を示していく!!」という固い決意の下、細心の注意を払って奉仕に取り組んできました。しかし、偽りの証言によって、窮地に立たされてしまったのです。心身共に消耗するこの裁判は、長きにわたって続きました。
また、シャス党が内務省の担当政党となってからは、クリスチャンのビザ(滞在許可証)の取り付けが極めて困難になりました。ビザの有効期限が切れ、更新を申請するために内務省に向かったボランティアたちは、長い間待たされた挙句、「パスポートを預けて、また2週間後に来なさい」と言い渡されました。実際のところ、次に訪れてみるとまた同じことを言われ、その次も、またその次も同じ……と、行き先不透明なやりとりが延々と続きました。シャスが内務省のポストから降りた後も、その影響は残りました。 |