“希望の糧プロジェクト”が始まってから2年が経ちました。現在ウクライナ、ポーランド、シベリアをはじめとするロシア、スロバキアで、地元の教会が立ち上がり、BFPと連係しながら働きを進めています。そして、ユダヤ人の兄弟姉妹に直接支援を送る、という理想的な援助体制が整いました。この支援の対象となるユダヤ人は、イスラエルへ帰還する体力もないほど弱り切った状態にある高齢者です。
このプログラムのために寄せられたご支援は、次のような形で役立てられています。
- スープ・キッチン(食事配給所)で、毎日一度、温かい食事が貧しい高齢者のために振舞われます。スープ・キッチンで採るのがその日唯一の温かい食事、という人々が大勢います。―そのための食材費や施設の運営資金。
- 貧しいユダヤ人の家々を回って食料のパッケージを届けます。―そのための食料代やガソリン代など。
- 厳しい冬を乗り切るための暖房器具も供給されます。―器具の購入費や燃料費など。
この働きに従事している地元のクリスチャンは、すべて無給のボランティアとして、スープ・キッチン内の食事の用意とお世話、食糧や物資の調達と各世帯への配給に携わっています。彼らは、『キリスト教国家』と呼ばれる国々によって行われた迫害の末、今日まで苦しんでいるユダヤ人の現状をつぶさに見、「あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。」(マタイ25:40)という、主イエスの心で仕えています。
日本の皆様にも、この一端をぜひ担っていただければ幸いです。皆様のご支援が地元の兄弟姉妹の手を通して一杯のスープとなり、食糧のパッケージとなり、ヒーターとなって、主イエスの愛と共に、長い苦しみの中、孤独と飢えの生活を送っているユダヤ人に届いています。絶望の中に希望が植えられています。何とすばらしいことでしょうか。「見よ。わたしはシオンに、選ばれた石、尊い礎石を置く。彼に信頼する者は、決して失望させられることがない。」( I ペテロ2:6)。このみことばが、長い苦しみの中で神にある希望を見いだすことができなかったユダヤ人の心に真実の証しとなるよう、私たちは心から祈り、活動を続けてまいります。「この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。」(ローマ5:5)
これまでこのプログラムをご支援くださった皆様に心からお礼申し上げます。今後もイスラエルへの支援と共に、ぜひぜひ、旧共産圏で進行中のこの“希望の糧プロジェクト”また“救出作戦”にご参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。 |